• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

先輩団体からのアドバイス

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体の、事業内容にまつわる専門的な相談ごとに経験豊富な先輩団体がアドバイスします。

大阪府全域
相談受付中

(社福)大阪ボランティア協会

「何とかしたい」気づいた市民が社会問題と向き合い行動に移す、を心から応援します。

先輩団体の紹介

1965年、全国に先駆けて誕生した民間の市民活動総合サポートセンターです。ボランティアをはじめたい方、NPOを立ち上げたい方、CSR・SDGs・社会貢献活動をはじめたい企業さまからのご相談、また活動を既にはじめられているみなさまの活動・事業継続や組織運営、協働推進などのよろず相談にも応じています。
これからの時代は、様々な主体(NPO、企業、財団、行政など)が共通のゴールを掲げ、お互いの強みを出し合いながら社会課題の解決を目指すアプローチ(コレクティブインパクト)が主流になると考えており、そういった取組みがあちこちで展開されるよう応援しています。
志ある人と情報が集積する拠点が大事だと考えており、民間による市民活動拠点「市民活動スクエアCANVAS(キャンバス)谷町」を大阪市中央区谷町2丁目にて運営しています。
「何とかしたい」「放っておけない」と気付いた市民が、社会問題と向き合い行動に移すことを、心から応援している組織です。なにはともあれ、まずはお問合せ、ご相談ください。

相談内容とアドバイス

2019/04/08

【相談内容】 ■活動資金の集め方:今後の運営にあたって、対象となる方からは、参加費等が取りづらい。 ■城東区成育地区の高齢者、独居世帯への広報:地域の中で活動を広げるために必要なことは何か教えてほしい。 ■居場所:今後、居場所づくりにも取り組んでいきたい。そのために準備しておくべきことはあるか。 (NPO法人 アクティブ成育) 【相談への対応】 ■活動資金の集め方:いくつか提案 ・年間に活動資金はいくら必要になるか資金計画を考える ・共催という形で行政、もしくは社協から資金提供(市町の助成金も含めて)してもらえないか。 ・ガバナンスをどのようにしていくかにもよるが、会費・寄付といった資金獲得も考えられる。 ■広報:いくつか提案 ・地域が限定されているので、一番は口コミ。 ・口コミをしてもらえるようにセミナーに参加してくれた人にアンケートやヒアリングなどを行い、当事者となってもらう。 ・団体パンフレットやチラシを作成し、説明付きで手渡しする。 ・町会長にも協力してもらい地域の人への声掛けをしてもらう。 ・行政に民生委員や社協に福祉委員等、気になる対象者への呼びかけ協力をお願いする。 ■居場所づくり:いくつか提案 ・将来的に目指していきたいのであれば、中長期計画を作ること ・単年度計画、中長期計画共に考えてもらう仲間の育成。 ・理事会なのか運営委員会なのか、総会(会員)なのか、課題の共有、団体ミッションの共有などを通じて居場所の必要性など運営側の仲間になってもらう。 <総括> ・活動自体はこれから始めるところで、その前の組織づくりをどのように行うのかがポイントとなった。地域の病院を運営されていることも生かしつつ、自立した組織運営をどのようにするか(特に資金面)、ガバナンスの在り方、急ぎではないが中長期計画を運営面・資金面共に考えてみることを提案。対象地域が絞られているため、地域の中で応援してもらえるように協働の面でもアドバイスを行った。