• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

太子町

磯長台の福祉を考えるつどい

「知っている」から一歩先へ 新たな参加者へつながるようSNSでの発信をしよう

完了

チャレンジ内容

337世帯の磯長台地区の自治会を単位に、住民自治の発展を目指して、2004(平成16)年から活動しており、2024年には20周年を迎えます。会員は自治会エリア全世帯の26%。お互いの顔と名前がわかりあえ、信頼関係を深く確かなものにしていく先に住民自治が成り立つと考え、地域の最少の単位である自治会エリアにこだわって活動しています。
主な活動は、空き家を活用した「きたじりさんち」を拠点に、サロン活動や健康体操などを実施。他にも、会員同士での助け合い活動としての移送サービス、買い物ツアー、年365日の安否確認活動などを行っています。会員向けだけでなく、太子町民なら参加できる「キッズクッキング」や、会が使わない日の「きたじりさんち」の貸し出しなども行っています。コロナ禍以前にはバーベキューや餅つきなどのイベントもキッズクッキングに参加したことのある方のつながりでにぎやかに実施していました。多世代が集うよい機会でもあったので、本年はイベントも再開予定です。
また、町内アンケートも行っており、その結果からは、チラシの配布などを通じて会自体の認知は高いものの、「知っている」ところから、関心を持ってもらうこと・参加につなげることが課題です。
今回のプロジェクトでは、会のことにもっと関心を持ってもらえるよう、今磯長台に住む子育て世帯や磯長台に住む親を持つ家族などに向け、イベント参加や自主利用の機会についてSNSで発信するための情報整理と体制づくりについて支援をします。

100%

チャレンジの進捗

2023/12/17更新

2023/09/25

オリエンテーションとなるキックオフ事前ミーティングを実施しました。
3ヵ月のプロジェクトの主要となる日程を確認し、
コミュニケーションツールを選定したり、チームミーティングの持ち方なども確認しました。
「なぜ、SNSの中でもInstagramを使いたいと考えているのか」など、基本情報シートを読み込んで気になったところなどを少し確認し、団体さんとのキックオフミーティングでもヒアリングができるよう役割分担をしながら準備を進めます。
ポーズは「磯長台(しながだい)」の頭文字のアルファベット「S」です

2023/10/14

キックオフミーティングを実施しました。
皆さんInstagramを使ってどうなるんだろう?でも使ってみたい、という期待と不安がある中ですが
チームとしては、まず、「誰に」「何を」伝えるか、の部分を考えるために、
次のヒアリングに向けた整理として、団体の現状や今後の活動で気になること、どんな協力者がいそうかについてお話をお聞きしました。
ミーティングの後には、活動拠点の「きたじりさんち」をお尋ねしました。学校の帰り道に子どもたちもたくさん通るとのお話もお聞きしました。

2023/10/26

団体の理事で、ご自身も子育て世代である方に、Zoomでヒアリングを実施しました。SNSでの情報発信への協力についてや、子どもたちや子育て世代との接点の持ち方、また、団体の活動を同じ世代の方はどう受け取っているのか?についてお話をお聞きしました。

2023/11/03

団体からお送りいただいたこれまでの住民アンケートをもとに、認知度や何がきっかけで知ったのか?など、団体のことを「知っているか?」「どういう団体だと思っているか?」を見つめる作業を進めています。まだ知られていないところに、今回の課題である「子育て世代」との接点の持ち方のヒントもあるかな?と考えています。

2023/11/18

中間提案ミーティングを実施しました。これまでに団体が実施していた住民アンケートも元に、団体の認知(どこで知ったか、何で知ったか、何をしている団体と思ったか)も手掛かりに、これから接点を持ちたい世代に向けた情報発信について考えました。
子育て世代の関心にそって、団体の活動での通学見守りで様子など、学校でも家でもない間にある団体の活動が、どんな風に見えたらいいか投稿案を元に話し合いました。
後半は、参加者の皆さんが関心のある、インスタグラムの使い方について、プロボノチームで作ったテストアカウントを使って、実際に設定を進めながら、確認し合いながら勉強会をしました。

2023/11/18

提案に対する回答と承認を実施しました。

2023/12/17

最終提案ミーティングとして、みんなで使えるようにするための投稿の手引きの紹介と、操作講習会を行いました。
投稿の手引きの中では、慣れない方が不安に思う「こんなことを投稿しては失敗するのでは?」という点においても「投稿の内容は相手の立場に立って、イヤな気分にならないように、と考えて落ち着いて行う」「コメントには、ありがとうという気持ちで答える そうでない攻撃的な投稿があっても無視して気にしない」「分からないことは、詳しい人や一緒に使う仲間に相談してから対応 すぐに対応しなくてもいい」など、落ち着いて臨めるように行動することを皆さんと共有しました。
操作講習会では、今日の会議に一緒に参加くださったお孫さんと一緒に操作しておられる役員さんもあり、今回のプロジェクト中のヒアリングでも協力いただいた子育て世代の皆さんからも「つどいの皆さんが、情報発信をInstagramで頑張ろうとしているなら、操作方法で分からないことや相談があれば、いつでも協力しますよ」との言葉もいただいており、
今回のプロジェクトの大きな成果物の1つとして、お伝えすることができました。
今後は、プロジェクトメンバーもInstagram上で投稿を見守っていきます。

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