• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

吹田市

佐竹台スマイルプロジェクト

手づくりで育ててきたこの居場所。次のステージを見通す事業計画を一緒に考えよう。

完了

チャレンジ内容

千里ニュータウン・佐竹台の元書店を活用したコミュニティカフェ「さたけん家」を拠点に、地域の高齢者から子どもまで、様々な人の居場所づくりに取り組んでいます。カフェでは、日中にランチや喫茶を運営するかたわら、高齢者に人気のある写経やはがき絵の講座、小学生・中高生を対象とした学習支援などが行われています。また、第4月曜日は“老人会の日”として、キッチンに老人会のメンバーが入り、高齢者が仲間を集めてにぎわうスペースにもなります。利用者の中には軽度な認知症の方などもおり、ときには、スタッフがお話の中から気付いて、悪徳商法の業者を撃退するといった“お節介”を焼くことなどもあるそうです。
こうした実践から、現在、お互いの困り事を少額の費用でサポートする「有償ボランティア」の仕組みづくりなどを検討しています。
大阪ええまちプロジェクトでは、カフェの運営基盤を強化するための施策や、有償ボランティアの実現可能性の検討など、佐竹台スマイルプロジェクトが今後より地域のつながりを生み出すための事業計画をご一緒に考えていきます。

100%

チャレンジの進捗

2018/02/17更新

2017/10/03

キックオフミーティングでは、代表 水木さんのこれまでの活動経緯、「さたけんち」は単なる集いの場としてカフェの運営をしているのではなく、地域の活性化を目指す多世代交流の場として運営されている事をお伺いしました。その中の一つとして高齢者に地域で役割を持ってもらい、それに対し謝礼を支払うような「小商い」の仕組みづくりを考えておられます。地域活動の役割を真剣に考える佐竹台スマイルプロジェクトの皆さんと、プロボノワーカーによる今後の事業提案がとても楽しみです。

2017/11/08

佐竹台スマイルプロジェクト、実行委員のメンバーである自治会長、連合自治会、福祉委員会、青少年対策委員会、体育振興会、老人会の代表の方々にお集まりいただき、 自己紹介をし、どのような地域活動をしているのかを、お話ししていただきました。 その後、代表水木さんより佐竹台スマイルプロジェクトの成り立ちや、「さたけん家」の運営がただのカフェとしてではなく、 佐竹台地区の集いの場として運営していること、新しい事業を考えており、実行委員のメンバー皆さんの更なるご協力をお願い したいことなど、地域プロジェクトの運営の様子も見ることができました。 お集まりいただいた皆様と、佐竹台地域で暮らす高齢者の現状についてお話をお伺いしました。「一人でお住いの男性はなかな外へ出てきてくれない。」 「何か手伝って欲しいことがあっても知らない人にお願いするのはハードルが高い。」など実際に起こっていることを 直接お伺いできる貴重な機会となりました。本日いただいたご意見を元に、そのような問題を解決できるような事業をプロボノチームで考えていきます。

2018/01/06

1月6日、「さたけん家」ではスタッフが集まり新年の大掃除の中、ランチの調理スタッフである、倉田さんにお話しをお伺い しました。料理を作る事が大好きで月1・2回、土曜日のランチを担当されています。趣味で作っている、ジャムを販売したり、味噌作りワークショップなどイベントも積極的に企画し 盛り上げているメンバーの一人です。スタッフとしての、やりがいと同時に、 苦労もありながら、6年間「さたけん家」に関わっている倉田さん。 作ったものを「おいしい。」と言ってもらった時は大きな喜びがあるそうですが、 その為の準備は、大変手間暇かかっているとのこと。 これまで続けてきたのは、「さたけんち家」のような高齢者や子どもの居場所づくりに重要性を感じておられるようでした。 継続が難しい居場所ではあるが、ヒアリングにご協力いただいたスタッフの皆さんのお話しを元にプロボノチームは提案内容を模索中です。

2018/01/19

中間提案を前にチームミーティングを行いました。

2018/01/21

1月21日中間提案を行いました。佐竹台地域のコミュニティスペースとして、カフェである「さたけん家」を運営している 佐竹台スマイルプロジェクト。高齢者のお困りごとをサポートする事業を考える為に、プロボノチームでは 吹田市の人口推移、先行事例として、大分県竹田市の「住民主体の支え合う仕組みづくり」について調べました。 2つの市では、高齢化率が違い支え合いのサービスを必要とする緊急度は違うが、 10年後、吹田市も急速に高齢化が進んでいることが予測され、今から地域住民ができる「支え合いのサービス」について、 考えていくことが必要だということがわかりました。佐竹台地区と竹田市において、地域の自治会組織などは同じように存在しています。 団体関係者へのヒアリングを通して、佐竹台スマイルプロジェクトの強み、そして弱みから課題が見え、 竹田市と違うところは地域にあるそれぞれの組織の結びつきであること。そこを強化すれば、住民主体の支え合いができるのではないか、と考えています。 佐竹台地区の住民と、佐竹台スマイルプロジェクトが近づくために、共同してできることはなのか?最終提案ではワークショップを行い 地域の方と一緒にその課題について考えていきます!

2018/02/14

最終ワークショップに向けてチームミーティングを行いました。

2018/02/17

最終提案を行いました。 中間提案では、提案資料をもとに、住民主体の助け合いサービスをつくりだす為、 佐竹台地区にある連合自治会などの組織と佐竹台スマイルプロジェクトが 結びつきを強めることについて話し合いました。 その結果最終提案では、地域の諸団体の方と「佐竹台スマイルプロジェクト」で 「さたけん家のスペースを活用しできそうなこと・やってみたいこと」の案を出し合うワークショップを行いました。 ・アイデアや困り事、相談事を書いて貼れる掲示板をつくり、コミュニケーションの場とする ・男性や高齢者が得意なことをいかして、竹とんぼや梅干し作りなどを会を開催する ・連合自治会で後押ししてもらいながら、「さたけん家」の居場所づくりにいろんな方に関わってもらう。 ・「さたけん家」のような場所を拠点とし、地域活動と結びつき有償ボランティアの仕組みをつくる などの意見があり、「さたけん家」という場所の意味を地域の方たちと再確認する機会となりました。 代表からは、「今後、この拠点を利用し、住民の皆さんが繋がっていける仕掛けを少しずつつくっていきます。」 というお言葉をいただき、プロボノのプロジェクトをきっかけに、団体と地域が繋がりを強めるていくきっかけを 創出するお手伝いができたのではないかと感じました。 また、ワークショップに参加してくださった、どの人も共通して地域住民が集える場所や、そこでのコミュニケーションの重要性 を感じておられることに感動しました。 地域の方が思いをぶつけてくださった、このワークショップの内容は、成果物としてプロボノチームでまとめ 佐竹台スマイルプロジェクトさんにお渡しいたします!

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