• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

太子町

SASAE 愛 太子

高齢化の話題こそ、若い人たちにも関わってほしい。だからこそ始める、SNS活用。

完了

チャレンジ内容

太子町では平成27年から、地域包括ケアに関する勉強会に37回約700名の住民が参加し、地域の理解を深めてきました。こうした住民参加型の議論を通じて「集いの場」「移動手段」「買い物支援」「町会・自治会の活性化」という4つの重点テーマを設定し、これらのテーマに応える具体的な事例を創出することを目的として、協議体「SASAE 愛 太子」を設立しました。
意欲ある住民が参加できる出入り自由な場、という運営方針のもと、高齢者自身がお店当番を担当する集いの場を開いたり、空き家を活用した居場所づくりなど、そこに集まる住民が自発的に活動を推進し、その動きをみんなで応援する仕組みが生まれつつあります。
大阪ええまちプロジェクトでは、太子町の新しい地域づくりを次世代へと発展的に継承していくため、中学生・高校生・子育て世代などの若い世代に向けた効果的な情報発信のツールとして、Facebookページの新規立ち上げとその活用法を応援します。

100%

チャレンジの進捗

2017/10/28更新

2017/08/04

住民が自主性をもって町づくりに参加できる 超高齢社会の先進モデル。
車で15分も走れば、町の隅々まで移動できるコンパクトさを活かし、町でたった1人の第1層生活支援コーディネーターとして活躍する社会福祉法人社会福祉法人太子町社会福祉協議会の貝長さんを訪ねました。 ほがらかな人柄の貝長さんは、総合福祉センターにいるときも、カフェやカラオケ、囲碁などを楽しむお年寄りと笑顔で目線を合わせて談笑する姿が印象的でした。その姿を拝見し、きっと町を巡回し住民の方々とお話をされるときも、人々の自主性を大切にして活動されていることが容易に想像できました。 地区や自治会をていねいに回って住民さんが不便に感じていること、町で活用されずに眠ったままの情報を集約しているうちに、「これからの太子町の未来を考えたい」という住民さんが想像以上に集まり、継続して活動されている現状は、これから超高齢社会を向かえる私たちにとって、町づくりのよいモデルとなるのではないでしょうか。10年先を見据えて中学生も参加できる町づくりを目指す太子町の今後が楽しみです。

2017/09/30

キックオフミーティングを実施しました!
当プロボノチームは、経験者だけで構成される強者チームです。初めての顔合わせでも、余裕の空気が漂いつつ、また始まるね!というワクワクが立ち昇っていました。
ミーティングでは、事前情報認識のすり合わせをすすめながら、以下の役割分担をすすめました。

全体の推進
facebookページ立ち上げ準備
運用面での準備
事前調査

また、約4週間後の本番に向けて準備を着実にすすめていけるように、当日までのスケジュールも作成しました

2017/10/15

チームメンバーで事前に取りまとめた質問リストを今回のプロジェクトの窓口となる小泉さん宛に発信しました。メンバーはそれぞれ分担した調査内容などを共有しています。

2017/10/23

班長の村瀬さんが他地域でのFacebook発信の取組みについていくつか参考としてとりまとめています。

2017/10/27

Facebookの更新方法など、当日の質問に対応できるよう各メンバー準備を進めています。

2017/10/28

当日は太子町を愛する町民の皆さまの中で、それぞれに地域を支える活動を担っておられる10名を越える皆さまにお集りいただきました。スマホ所有率約半分、Facebookのアカウント取得者は2,3人という中で、まずはFacebookというツールがどういうもんで、何が出来るのか、の基礎情報をお伝えするところからスタートしました。他の自治体でのFacebookの活用事例をご紹介したり、まさに今議論している太子町チームの様子が大阪ええまちプロジェクトのFacebookページで発信される様子もお見せしたりすると「わわ、映ってる、見えてるやん!」と瞬時に手軽にその場の情報が写真や映像で伝わっていく様子を目の当たりにふつふつと皆さまの好奇心に火がついた様でした。

2017/10/28

第2部では皆さんが今、どういう情報を太子町の他の方にも伝えたくて、そこからどういう状態になったら嬉しいのか、についてワークショップ形式で出しあいました。このやり取りの中で、地域内の移送支援や子ども向けの活動がどのような頻度でどうやって行われているかなど、集まられたお互いのことを改めて知る機会にもなった様です。

2017/10/28

ワークショップ内で得られたSASAE愛太子の協議体の皆さまが、Facebookというツールを使って何を実現したいのか、どういう状態を目指すのか、合意に至った内容をきちんと言語化した資料にまとめてお渡ししました。協議体の他の皆さまにもこの1DAYチャレンジで温まった新たな情報発信方法への気運を共有いただく資料としてもお使いいただけそうです。「自主性」から生まれる活動がSASAE愛太子のモットー。デモページの作成までが今回のプロジェクトでのカバー範囲となりますが、すでに町内で企画されているタブレット講座などとも連携を模索しながら、Facebookページの立ち上がることを見守っていきたいと思います。なかなかにハードルの高いFacebookのアカウント登録にも果敢にチャレンジし、出来ない、やらないを軽く飛び越えてさらりと新しいことに向かわれる超ポジティブな太子町の先人の皆さまに学び、元気をいただいた1日でした。ありがとうございました。
当日の写真を掲載したFACEBOOKアルバムはこちらをご覧ください。

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