2017/08/04
住民が自主性をもって町づくりに参加できる 超高齢社会の先進モデル。
車で15分も走れば、町の隅々まで移動できるコンパクトさを活かし、町でたった1人の第1層生活支援コーディネーターとして活躍する社会福祉法人社会福祉法人太子町社会福祉協議会の貝長さんを訪ねました。 ほがらかな人柄の貝長さんは、総合福祉センターにいるときも、カフェやカラオケ、囲碁などを楽しむお年寄りと笑顔で目線を合わせて談笑する姿が印象的でした。その姿を拝見し、きっと町を巡回し住民の方々とお話をされるときも、人々の自主性を大切にして活動されていることが容易に想像できました。 地区や自治会をていねいに回って住民さんが不便に感じていること、町で活用されずに眠ったままの情報を集約しているうちに、「これからの太子町の未来を考えたい」という住民さんが想像以上に集まり、継続して活動されている現状は、これから超高齢社会を向かえる私たちにとって、町づくりのよいモデルとなるのではないでしょうか。10年先を見据えて中学生も参加できる町づくりを目指す太子町の今後が楽しみです。