• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

大東市

特定非営利活動法人 住まいみまもりたい

スマホ活用での生活支援に向けて 「買い物」サポートの際に安心できるルールをつくろう

完了

チャレンジ内容

「住まいみまもりたい」では、大東市と協働で住民同士の互助の仕組みを推進するため「生活サポートセンター」を運営しています。また、高齢者のちょっとした生活の困りごとに対するサポート情報を提供するウェブサイト「知っときゃ安心!大東チャンネル」を運営し、住み慣れた町で自分らしく暮らし続けられる社会の実現をめざして活動に取り組んでいます。

「生活サポートセンター」では、毎月生活サポーター養成講座を開催し、登録者は700名以上。2020-21年にかけては、毎月130名程度の利用者(のべ100件程度)に対して、70名程度のサポーターが生活支援の活動をしています。(利用者の条件:65歳以上)
コロナ禍の状況下で今後も高齢者が安心して生活していくために、サポーター・利用者ともにスマホの有用性を実感し、電話連絡の手段だけでなく「もっと使えたらいいのに」という声もあり、サポーター養成講座の1つとして「スマホサポーター講座」も実施。講座では、昨年のプロジェクトで作成したテキストを元に利用者へスマホ活用をサポートする「スマホサポーター」として現在2名(講座受講者は15名)と、これから活動を進めていく段階です。

特にこれからのスマホサポーター活動では、動画再生などで気晴らしをするスマホ活用にとどまらず、食品や日用品など暮らしに必要な「買い物」のサポートも大切だと考えています。

プロボノによるプロジェクトでは、スマホ活用サポートの際に「決済情報」・「個人情報」などの入力が必要な場面でも、機密情報にサポーターが触れずに利用者本人が行えるよう、またそのルールをサポーター・利用者共に合意してサポートが進められるように、ルール策定や情報の整備を行います。利用者・サポーター双方の安心の実現と、留意点が明確になることで、スマホ活用のサポートができる人を広げていくことを目指します。

100%

チャレンジの進捗

2021/12/26更新

2021/09/25

メンバー全員の初顔合わせとなるキックオフ事前ミーティングを行いました。
まず、自己紹介で各メンバーの多彩なスキルやプロボノ活動への想いをお互いに知ることができました。次に、支援内容に関する基本情報シート及びサービスグラントのノウハウが詰まった進行ガイドとプロボノ虎の巻を全員で読み合わせ、プロジェクトの進め方やよりよい成果を出すポイントへの理解を深めました。
さらに、コミュニケ―ションツール選定、チームミーティングの進め方、支援先とのキックオフミーティングに向けたパワーポイント資料作成の分担などを、プロジェクトマネージャーの円滑な進行により皆で合意しながら決定していきました。
活発な発言が飛び交いつつ、笑い声が聞こえてくる楽しい場となりました。

2021/10/16

住まいみまもりたい様とプロボノチームとの初顔合わせとなるキックオフミーティングを行い、プロジェクトの進め方の方向性を相互確認しました。
具体的には、住まいみまもりたい様に対する理解、プロジェクトへのニーズ把握、成果物のイメージ共有、関係者へのヒアリングなどプロジェクトのステップとスケジュール合意を行いました。
笑顔と真剣味溢れるやり取りは正に「異なる領域の専門性をもつプロフェッショナルどうしの対話」! プロジェクトの成果物はあまり前例のないチャレンジングなものになりそうですが、住まいみまもりたい様が安心して新しい活動に挑戦できるよう、取り組んでいきます。

2021/11/01

支援先のメンバーが一堂に会す場(茶話会/月1回実施)で、オンラインヒアリングを実施しました。
限られた時間の中で効率的にヒアリングを実施するため、zoomを3アカウント用意して、3名同時平行でのヒアリング。
みなさんが本プロジェクトに対する期待や不安を本音でお話してくださいました。

2021/11/18

中間提案事前ミーティングを実施しました。

2021/11/21

中間提案ミーティングを実施しました。
ヒアリング結果とチームが導き出した結論の共有・成果物(スマホお買い物サポート同意書)の形式や記載内容等の確認と相談・今後のスケジュール確認の順にプロボノチームから報告、支援先と協議し合意していきました。
今後、支援先関係者のご意見もいただき成果物案をブラッシュアップすると共に、成果物の活用方法を記載した虎の巻や想定されるQ&A集を作成してはどうかいう意見があがり、これらも作成を検討することになりました。

2021/12/06

最終報告に向けた日程調整と、中間提案とその後のチームメンバーから上がった意見を反映し、同意書案、同意書使い方ガイド案、QA案を作成し、団体さんへ確認の連絡を取りました。

2021/12/16

最終報告に向けて、中間提案の内容で弁護士さん(サービスグラントの顧問弁護士への質問の機会)から示唆のあった点について、加筆・修正を完了、団体のサポーター登録時の基本的な誓約内容の確認を終え、報告しました。

2021/12/26

最終提案ミーティングを実施しました。追加ヒアリング結果・成果物の更新内容・追加した成果物の内容についてチームから報告しました。
資料や成果物を支援先に事前送信していたこともあり、ミーティングはとてもスムーズに進行しました。
住まいみまもりたい様からは「コロナ禍がまだ続く中でスマホに対する必要性を高齢者の方がだんだん感じてこられています、役に立つツールになると思います」とのお言葉をいただきました。
最終納品まであとわずか、住まいみまもりたい様・プロボノチーム・事務局で団結して4か月間取り組んできたプロジェクトが終わってしまうことに一抹の寂しさも感じますが、成果物に加えてそれぞれ感じたこと気づいたこと経験したことがきっと財産になるんだろうなぁと感じました。

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