大阪ええまち調査隊

大阪府内の市町村がそれぞれ取得している独自の調査データと、
国勢調査などのオープンデータをもとに小学校区や中学校区等の地域別に分析。
分析結果をもとに「これからのええまちづくり」に向けた
地域づくりを担う関係者との話し合いや活動の展開につなげることを目指します。

茨木市

住民が地域活動に参加しやすいまちを目指して、地区別のデータ分析をしよう!

完了

チャレンジ内容

「大阪ええまち調査隊」では、府内の市町村を対象に、地域単位(町会・小学校区・中学校区…など)で、地域の過去・現在・未来の人口構成や既存の調査(高齢者実態調査、健康意識調査…)の結果データを分析し、「これからのええまちづくり」に向けた地域ごとのポイントを掘り下げます。
茨木市は、人口28万人余(世帯数=約13.4万世帯)、高齢化率は約24.6%(令和6年3月末時点)の、北摂三島地域にある都市です。大阪と京都の中間に位置し、恵まれた交通環境と緑豊かな自然があり、2023年度には文化・子育て複合施設おにクルがオープンし、「次なる茨木へ」のキャッチフレーズとともに新たなことに挑戦しているまちです。

これまでも茨木市では、積極的に住民との関りを持ったり、ワークショップ等を開催してきましたが、住民が地域活動に参加したい!と思ってもらえるようなきっかけとなる客観的データを持ちたいと考えています。そこで、今回のプロジェクトでは、市内全小学校区のうち4つの小学校区を対象に、まちに暮らす人の今後の状況とその変化の具合(人口動向・高齢化率など)、地区ごとの「社会参加」と「健康(づくり)」への意識・行動・関心の傾向、今ある地域の居場所の実態も見比べて、わがまちの「活動・居場所のありかた」について、地区/茨木市全体でデータを分析し、内容をまとめます。
今後、地区別のデータをもとに、住民が地域活動に参加しやすい環境を整えるための講座形式のイベントやワークショップやアンケート作成に用いられる予定です。これから新たにまちに関わる方とも手を取り合うためにも、これまでのまちづくりの道のりに加え、地区の現状とこれからを見つめ、地域特性や住む人たちの関心を明らかにして、これからの地域の居場所や活動づくりなどやってみたいことに挑戦できるまちづくりにつなげていきます。

100%

チャレンジの進捗

2024/09/28更新

2024/07/04

事前ミーティングを実施しました。チームメンバーの関心や得意を共有し合いながら、わきあいあいと初顔合わせを行いました。プロジェクトの進め方などを確認して、来週のミーティングに備えました。これから約3カ月、よろしくお願いします!

2024/07/11

オリエンテーションを実施しました。茨木市のみなさんとチームのみなさんで初めての顔合わせとなりました。調査を実施することになった背景や、茨木市の各地域の現状を詳しく伺うことができました。

2024/07/14

チームミーティングを実施しました。

2024/08/05

各地域ごとにヒアリングやまちあるきを行いました。

2024/08/14

中間提案ミーティングを実施しました。茨木市全体・地区別の分析結果を共有しました。各地域のヒアリングの結果などをもとに、地域のペルソナを作成して、ワークショップを行いました。

2024/08/18

提案に対する回答と承認を実施しました。

2024/09/25

最終提案ミーティングを実施しました。高齢化・人口予測や、地区別高齢化率と18歳未満世帯割合を分析したものや、地区別に特徴あるデータをまとめていき、今後に向けた提案を行いました。
支援先からは「今まで肌感覚だった地域の課題が、根拠を持って伝えられる大事なデータになった」と声をいただきました。

2024/09/28

成果共有会を実施しました。参加チームからの提案と、アドバイザーからコメントをもらい、いかに今後このデータを活用していくのかを考えました。後半は、ワークショップを行い、2週間内・3カ月以内・今年度のアクションを検討し、具体的な行動を検討することができました。プロボノチームから、茨木市さんにバトンが渡されたこれからの変化を楽しみに見守っています。