大阪ええまち調査隊

大阪府内の市町村がそれぞれ取得している独自の調査データと、
国勢調査などのオープンデータをもとに小学校区や中学校区等の地域別に分析。
分析結果をもとに「これからのええまちづくり」に向けた
地域づくりを担う関係者との話し合いや活動の展開につなげることを目指します。

岬町

心身の元気をチャージする身近な居場所づくりを考えるために、地区別のデータ分析をしよう

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チャレンジ内容

「大阪ええまち調査隊」では、府内の市町村を対象に、地域単位(町会・小学校区・中学校区…など)で、地域の過去・現在・未来の人口構成や既存の調査(高齢者実態調査、住民意識調査…)のデータを分析し、「これからのええまちづくり」に向けた地域ごとのポイントを掘り下げます。

岬町は大阪府の最南端に位置する町で、人口1万4千人強、高齢化率=40%(令和6年度)。町の約80%が山地で、和泉山脈と大阪湾に囲まれている自然豊かな町です。また町の取り組みとして、「みさき子どもとおとなも輝くプラン」を策定する等、子育て世代への支援や地域の健康づくりや教育環境の整備にも注力しています。
特に高齢化率については市全体の人口減の影響も大きく、大阪府全体の平均(28.1%)を上回り、特に75歳以上の人口比率は増加傾向で、介護認定率についても26.7%と高いのが現状です。(大阪府平均=21.6%)
高齢になり、時に、入院や専門的なリハビリ施設の利用を経ても、元気になって住み慣れたまちに戻ってきたくなるようなつながりや楽しみ、普段からご近所に歩いてでかけることや集まって軽い運動を続けることなど、暮らしの身近なところで心身を回復できるような居場所が、つながりの拠点になるのではと考え、小学校区/自治区単位での活動を考えてくださる住民さんも動きはじめています。
今回のプロジェクトでは、町内4つの小学校区単位(淡輪<たんのわ>、深日<ふけ>、多奈川<たながわ>、孝子<きょうし>)での人口動態などの基礎調査のデータ分析、健康づくりや暮らしの中の興味・関心を知る意識調査等を分析します。データを背景に、身近な支え合いがインフラのように行き届くまちづくりに向けた活動づくりの話し合いの場につなげていきます。

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チャレンジの進捗