大阪ええまち調査隊

大阪府内の市町村がそれぞれ取得している独自の調査データと、
国勢調査などのオープンデータをもとに小学校区や中学校区等の地域別に分析。
分析結果をもとに「これからのええまちづくり」に向けた
地域づくりを担う関係者との話し合いや活動の展開につなげることを目指します。

八尾市

これからの「わがまち」の健やかな活動づくりの対話に向け 地区別にデータ分析をしよう

完了

チャレンジ内容

「大阪ええまち調査隊」では、府内の市町村を対象に、地域単位(町会・小学校区・中学校区…など)で、地域の過去・現在・未来の人口構成や既存の調査(高齢者実態調査、健康意識調査…)の結果データを分析し、「これからのええまちづくり」に向けた地域ごとのポイントを掘り下げます。

昨年実施の「大阪ええまち調査隊 八尾市」の取組みはこちら
https://eemachi.pref.osaka.lg.jp/challenge/detail/?id=survey_yao

市では、これまでにも小学校区を単位に住民自治・まちづくりが進められてきました。
(各地区にある主な住民自治の組織=「地区自治振興委員会」「地区福祉委員会」「校区まちづくり協議会」:いずれも概ね小学校区単位)。
また令和3年には「健康まちづくり科学センター」が、健康寿命の延伸、一人ひとりの健康をみんなで支え守る地域づくりを推進するために開設されたのも市の特徴です。

今回のプロジェクトでは、まちづくりの中で様々な対話が進んでいる中でも、「年をとっても暮らし続けられるよう『あったらいいな』と思う身近な地域の助け合いの活動」の創出などに向け、より深く住民同士で話し合う場を整え始めている2地区の、地区別分析を行います。
これまでのまちづくりの対話に参加してこなかった方にも新たに関心を持ってもらえることや、健康づくりとまちづくりを一緒に考えることで、心身ともに健やかな地域となることへの関心を高めるなど、これまでのまちづくりの道のりに加え新たな視点につなげていきます。

100%

チャレンジの進捗

2024/09/28更新

2024/07/05

チームメンバーが集まって事前ミーティングを実施しました。
普段の仕事ではお会いしない職種のメンバーですが、関心や得意なことなどを確認していくと
共通する点もあったりしました。
昨年度の八尾市のプロジェクトに参加したメンバーからも、どんな取組みだったかを共有しながら
進め方のイメージや、見ておくべき資料などを確認しました。
(当日は参加できないメンバーもいたので、録画などで共有しました)
ポーズは、八尾市の八=8をハンドサインで作ってみました

2024/07/31

これから進める調査・分析について、ゴールイメージのすり合わせ、具体的な分析項目案やスケジュールの確認を行いました。

2024/08/10

チームでまち歩きの予定でしたが、先日の九州での地震以降で南海トラフ地震への注意勧告があり、近隣に住むメンバーのみで予定していたルートを下見に行き、写真をメンバーとシェアして様子をレポートしてもらいました。

2024/08/16

チームミーティングを実施しました。各メンバーが担当している調査データ分析(人口動態、高齢者実態調査、健康・疾病に関するデータ、地域資源と高齢者実態調査のクロス)の途中経過を確認し、現状での疑問点や他メンバーからの共有内容と比べて気になったことなどを挙げていきました。
中間提案に向けて、さらに分析を進めるポイントを確認し、現状での疑問点を八尾市担当者さんにお聞きする質問シートにすることを決めました。

2024/09/01

中間提案に向けて、収集した情報のまとめと確認を実施しました。

2024/09/04

中間提案ミーティングを実施しました。
八尾市全体と2地区の人口動態と、意識調査、通いの場の参加度などを分析をしました。
まちの成り立ちや立地、最近の人口変化などの影響もあり、それぞれに期待する活動や、自身の暮らしの困りごとなどが異なっており、市の皆さんが地域の住民さんから聞いている要望の背景と合致する部分もあるようでした。
今週末には、まち歩きを行い、データから見えたことと町の様子を見比べて考えてみます。

2024/09/10

9/6に提案に対する回答と承認を実施しました。
同週の土曜日には、延期になっていたまち歩きを実施しました。
ちょうど同日に、住民の皆さんで話し合いから活動がスタートした地域のふれあい喫茶の第1回開催日とのご連絡をいただいたので、まち歩き前に立ち寄りました。

2024/09/24

成果提案ミーティングを実施しました。
中間提案でフィードバックのあった「地域内でも、単身世帯とそれ以外で状況や意識が異なるのか?」の分析と、
チーム側で少し深堀して考えてみようとなった「活動場所の数と、住民意識調査での<参加している>に関連はあるのか?」「関心のない人でも関わりたくなる社会参加のバリエーションってどう考えたらいいのか?(の提案)」について、報告しました。

「多世代の交流に関心あり」「働きたい」など、従来の「同世代同士の集まり・活動」ではカバーしきれていない部分に関心があることも地域のニーズとしてあることがデータからも分かり、対話やともに地域づくりの考えを深めるきっかけになりそうです。

2024/09/28

3チーム合同で成果共有会を実施しました

2024/09/28

大阪ええまち調査隊に参加の3チーム合同で、成果共有会を実施しました。
八尾市チームからは、活動中の役割分担に沿って4名で調査報告を行いました(国勢調査からの人口動態、高齢者意識調査、地域活動の数と参加・関心について、これからの地域活動を考えるための調査からの示唆)
支援先の皆さんとは、会の中のワークショップの中でも、「地域へこの話題をどうやって伝えるか?」「そのためにまず関係者で共有した上で進めたい」「そのために何をするか?」について、考えや機会についてのすり合わせをしました。
調査結果がこの後、地域の皆さんと共有されて、一緒に考えるきっかけになることを願っています