• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

太子町

磯長台の福祉を考えるつどい

これまでの取組みを事業評価し、さらなる未来に推進力を!

完了

チャレンジ内容

345世帯の磯長台地区の自治会を単位に、住民自治の発展を目指して、2004(平成16)年から活動しています。会員になっている世帯は自治会エリア全世帯の26%。お互いの顔と名前がわかりあえ、信頼関係を深く確かなものにしていく先に住民自治が成り立つと考え、地域の最少の単位である自治会エリアにこだわって活動しています。
主な活動は、空き家を活用した「きたじりさんち」を拠点に、サロン活動や健康体操などを実施。他にも、会員同士での助け合い活動としての移送サービス、買い物ツアー、年365日の安否確認活動などを行っています。毎年「会員アンケート」を実施し、結果を全ての会員に返して、事業・活動の評価と事業計画作成の基礎資料にしています。
大阪ええまちプロジェクトでは、これまでに行ってきた活動を地域の特性などに照らし合わせて事業評価をし、次の活動に向けた活動の指針を決めるための情報整理を支援します。

100%

チャレンジの進捗

2019/04/04更新

2018/09/08

キックオフ事前ミーティングを実施しました。

2018/09/22

キックオフミーティングを実施しました。
「磯長台つどい」設立の経緯と現在の活動内容について、団体の三役からそれぞれの立場でストーリーを伺いました。

昔ニュータウンとして賑わった街も住民の高齢化に伴い、活気が乏しくなるなど、都市部においてはスポンジ化が目立ち始めています。プロボノメンバー一同は、そんな街の活気を取り戻すべく住民主体の自治に取り組む団体の熱い想いに触れ、これは他人事ではないと当事者意識を抱く事になりました。

“磯長台の福祉を考えるつどい”から住民同士の繋がりを強化し、魅力的なコミュニティに広げていくことを目標に、まずは団体ヒストリー・地域性を知り、過去活動の評価を測定する情報集めをすることから伴走が始まります。

11月の現場訪問で、レクリエーションの一つ”ほっと一息コーヒータイム”に参加する約束を交わし、皆のワクワク感が高まったところで、良好な滑り出しを迎えることができました。

2018/11/04

活動現場体験・見学を実施しました。

2018/11/19

事業活動の一つに参加し、磯長台の地域の皆さんと朝の茶話トークを楽しみました。プロボノメンバーを暖かく迎え入れて頂き、地域の温もりを感じると共に、住民自治への意識の高さを実感しました。 現場見学後の団体セッションでは、役員8名と1時間半の意見交換を行い、様々な立場・視点から、事業取り組みや地域課題を伺い、事業評価のターゲットを摺り合わせました。先駆的意識と後継世代への継承をキーワードに、事業評価がひとつのメッセージ性に繋がるよう、これからメンバーで情報整理し、調査方針提案の準備に取り掛かります。

2018/11/27

対象事業・商品・サービス等の評価や期待される成果の整理を実施しました。

2018/12/08

調査方針案のレビューを実施しました。 事業評価というテーマにおいて、調査目的・方針がテーマ成果を左右する為、これまでの意見交換から得た情報からアプローチ方法を組み立て,、これから取り組むロードマップに対して団体の役員6名と共に合意形成する場となりました。とはいえ、まだまだ試行錯誤の中、年内は活動年表と評価コンテンツ作成に取り掛かり、ギアを上げたプロボノ活動を進めていきます。

2019/02/16

今月に入り、ワークショップ・外部ヒアリング・住民アンケート調査を実施しました。調査方針と活動評価のストーリーを意識しながら、各調査活動の特性を活かしたコンテンツ作りを団体の皆さまとタイアップし開催することができました。ワークショップでは、住民同士で積極的な発信を頂き、コミュニティにおける距離感の近さと雰囲気の良さを再確認しました。住民アンケートでは、幅広い年代層からつどい非会員の方まで、非常に多角的な意見を収集することができました。いよいよ活動も佳境を迎えます。しっかりと第三者の観点を持って、事業評価のヒントを探っていきます。

2019/03/10

調査報告を実施しました。

2019/04/04

3/10の中間報告会で事業評価のベクトルを再確認し、この3月末に磯長台の自治会集会所にて最終報告会を開催しました。
つどい役員・会員13名とともに、半年間で作り上げた事業活動評価を共有し、これからの磯長台の発展に向けて、和やかなムードで今後の方向性を見つめ直す機会となりました。
事業活動評価は、磯長台つどいの受益者であり主体者である会員の住民の皆さまと、非会員の住民の方々にメッセージが届くよう、
文献リサーチ/ワークショップ/外部ヒアリング/住民アンケートを用いて、様々な角度から調査分析を進めてきました。
その中で、特に意識したポイントは以下の点でした。
・過去の活動の見える化  ・地域事業活動の特徴や特性の再検証  ・事業活動の正当性確認 参加されたつどい会員の皆さまから、地道な活動の成果を再認識できた、さらに持続的な活動を発信していきたい、といった前向きなコメントや、直面する課題を住民主体となって積極的に取り組んでいきたいという熱い思いに触れました。
これらの感想は、プロボノチームにとって努力の成果であり、次に向けての原動力となりました。
最後に、今後の「磯長台の福祉を考えるつどい」について、懇親会で語らいのひとときを楽しみました。

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