• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

高石市

町の便利屋さん

信頼を築く熟練の技!助け合い活動コーディネーターのノウハウ集を作成

完了

チャレンジ内容

人口約6万人。東西は約6km、南北は約4kmという自転車で回ることができる広さの高石市で「町の便利屋さん」は、平成28年4月から活動をスタートしました。
ゴミ出しや植木の水やりなど、ちょっとしたことが大変になってきた高齢者の困りごとの相談を受けて、コーディネーター役が悩み事をじっくりと聴き、その上で「町の便利屋さん」の有償ボランティアで対応できないことは地域の事業者を紹介するなど、「断らない」でも「できることを丁寧に」という軸を大切にしながら活動に取り組んでいます。
口コミなどで評判を呼び、相談件数は110件→273件→313件と年々増加。
最初の相談に対応するのは、2〜3人のコーディネーターですが、対応できることの選別や利用者へのお金の話、トラブル等の対処法などは熟練のコーディネーターに属人化しているという課題もあります。
大阪ええまちプロジェクトでは、熟練のコーディネーターが、これまで培ってきたノウハウを共有したり、新たにコーディネーターを担当する方への教育へ活用したり、また他地域でも活用できるようなノウハウ集を作成します。

100%

チャレンジの進捗

2020/03/25更新

2019/09/07

キックオフ事前ミーティングを実施しました。
初めて顔を合わせるメンバー同士。自己紹介から始まり、プロジェクトの全体の流れを確認、そして次回の団体との初顔合わせになるキックオフミーティングまでの準備を進めていきました!

2019/09/28

団体キーマンの皆様との初顔合わせとなるキックオフミーティングを実施しました。
お互いの自己紹介に続いてヒアリングを実施。団体立ち上げの経緯、活動に対する想い、今のお困りごと、プロボノへの期待などなど、時間いっぱいお話を聴かせていただきました。
チームメンバーからは団体の課題にぐっと切り込む質問も飛び出し、初顔合わせといいながらとても濃い時間になりました。 また初めてメンバーが全員揃い、正式にチームの船出となる一日でした。 今日でいよいよプロジェクトがスタート。団体の未来に変化を起こす成果物を目指し、全員一致団結して取り組んでいきます!

2019/10/07

本日チームミーティングを実施し、先日のキックオフミーティングの振り返りを行いました。
また、どういった成果物なら団体さんの役に立つのか方向性を議論し、内容の具体化を進めました。
11月頃の中間提案に向けて、これからより踏み込んだ業務分析やヒアリングに入っていきます。
まだプロジェクト開始して間もないですが、ここが大事な局面です!チーム一丸となって取り組んでいきます。

2019/10/22

本日は、関係者ヒアリングを行いました。 今回は代表の銭廣さんと、コーディネーターの名取さん 町の便利屋さんの創始者である 中村さんにお話をお聞きしました。
事前に準備した質問シートをもとに 「町の便利屋さん」設立への思い、コーディネーターの仕事への思い、具体的な業務内容、現状の課題など聞けました。
お話をする中で、活動を進める皆さんにも色々と気づきがあったようで、大変有意義なディスカッションになったようでした。
お聞きして印象に残ったのは コーディネーターの育成が急務と考えつつも、マニュアル化して「ボランティア」としての気持ちの繋がりが希薄にならないような配慮は、重要なポイントだと感じました。
この週末は、協力会員2名へヒアリングです!

2019/10/22

創設者・代表者インタビューを実施しました。

2019/10/22

活動現場見学・体験を実施しました。

2019/10/26

本日は、協力会員お二人へのヒアリングを行いました。
「町の便利屋さん」の協力会員になった経緯、協力会員さんからみたコーディネーターの活動や課題などについてを伺いました。
協力会員さんそれぞれの視点から感じることをお聞きできました。
次回は、ヒアリング内容を共有して深めるチームミーティングを予定しています。

2019/11/07

今回は町便のキーマンと協力会員の方にヒアリングした結果を基に、成果物の方向性と中間報告までに用意するものおよびその担当割り振りを行いました。
ヒアリングした内容をまとめていくと、当初目標としていた成果物が本当に望まれていることなのか!?と振り出し(の更に前?)に戻りそうな場面もありました。
が、いろいろ話し合ううちに形が見えてきて、時間切れ直前で割り振りまで無事完了。
次回は各自作成したものを持ち寄り、中間報告へ向けた最終調整MTGを行い、準備万端にした上で中間報告に臨みます。
そこでの依頼者の反応を想像すると楽しみと緊張が入り交じった感じですが、ここが大きな山場! 「頼んでよかった」と感じてもらえるよう進めていきます!

2019/12/07

団体の代表・運営メンバーにお集まりいただき、中間提案として成果物の概要と、内容案について検討する場を設けました。
チームメンバーは、がっきー、さかえちゃん、ふじむー、まっすーです。
これまでのヒアリングでお聞きした内容も併せてお伝えしたところ、「こんなふうに考えてくれるメンバーもいたんだ!」と代表から嬉しい声がもれました。
「コーディネーター手帳」として組織運営が個人商店からチームでの活動になるよう、後半戦は内容を詰めていきます!

2019/12/25

提案に対する回答と承認を実施しました。

2019/12/27

前回の打合せ後時間が経ちましたので、少しでも違和感があったところなどあればざっくばらんにお話しください、とお聞きしましたが、改めて問題なしとのことでした。
さっそくコーディネーター手帖の叩きを元に、各項目についてヒアリングを進めました。
大まかな流れは問題なし・業務内容(真ん中)は前後するものや、多少追加がありましたが、大きな変更はなく、留意することは各項目に対して具体的に教えてもらいました。
コーディネーターの業務として、 今後加えたいものとして、各協力会員へのシフトヒアリング/町便カフェ勉強会のテーマ決め/社協内に所属するケアマネを通して利用者からのヒアリング(フィードバック)→共有 もあるので 紙面に入れてもよいかも、という話をしました。
今回の打合せを反映したものをまた見ていただきます、と伝え打合せを終了しました。

2020/02/25

最終提案として、「コーディネーター手帖」の内容の詳細を確認しました。
今後使う中で、違和感のある言葉や、こんな表現の方が分かりやすいかな、という指摘とともに、これから先の協力会員と支援会員の皆さんとの交流の場面など発展的な関係づくりも視野に、改修への細かな内容を詰めました。
これからますますニーズが高まる中、団体の皆さんも無理なく応えていけるようなサポートツールとして、活用いただけそうな議論にワクワクしました。

2020/03/25

最終提案でお聞きした内容を反映しました。
町の便利屋さんが制作されたA4 2つ折りのサイズに合わせて印刷できるよう、印刷説明書もご一緒にお送りしました。
プロジェクト中にも、団体のみなさんからは組織運営についてたくさんのアイデアが出てきていたので、これからの活躍が楽しみです!

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