ええまちづくりのええ話

大阪府内の地域団体の活動事例や、行政職員や生活支援コーディネーターの研修の発表も広く掲載。
団体の活動の参考にしたり、市町村の仕組みづくりに役立つ記事がたくさんです。

【調査報告】新型コロナウィルス情勢下における府内地域活動団体の活動状況

2020年5月20日

更新日:2020年05月20日

大阪ええまちプロジェクトでは、2020年5月1日〜5月8日の期間で、過去にプロボノ支援を実施した団体に向けた「活動状況調査アンケート」を実施しました。

調査期間 : 2020年5月1日(金)~2020年5月8日(金)
対象者 : 過去大阪ええまちプロジェクトでの支援した現在も活動中の53団体
回答数 : 31団体 (回答率:58.4%)

調査結果のサマリ

①新型コロナウイルスの影響について

■活動頻度の変化

「完全に停止・休止した」と回答した団体が61.3 %(19団体)、「減少した」と回答した団体が35.5%(11団体)、あわせて 96.8%でした。

■新たな取り組み

新型コロナウイルスの影響を受けて「すでに新たな取り組みを始めている」団体は41.9%(13団体)、 「新たな取り組みを検討している」団体は22.6%(7団体)。
電話での見守り、ポスティング、手作り手芸品の制作、ラジオ体操などアナログな活動も多いなか、オンライン会議の開催、オンラインツールを活用しての団体間の交流などの取り組みも見られました。

■困りごと(支援ニーズ)

オンラインツールの使い方に関して、また、施設・設備・物品や経済・資金対応策などに課題を感じている等が見受けられました。

 

②オンラインのコミュニケーションツールについて

■団体内部の連絡方法

パソコンのE-mail、携帯電話のショートメールと「メール」が多くつかわれていますが、LINEも「個人間のやりとり」(22団体)「グループ」(16団体)と他のツールに比べて多く使われていました。

■オンラインのビデオ会議ツール(Zoom<ズーム>)への関心度について

全体の8割以上(26団体)が関心があるものの、うち30.7%(8団体)は「使い方が分かるか不安」との回答でした。

 

③短期的・緊急的にプロボノに依頼したい支援について

17件の要望の中、「IT技術・レクチャー提供」が6件と最多。一方で「オンライン機器を使わずできること」への支援を求める団体もありました。
その他、他団体との連携形成、継続準備中、情報発信、事務支援、などでした。「現在は状況をみながら対策を検討中」という回答も3件ありました。

 

調査結果概要資料ダウンロード

結果の詳細は以下画像をクリックするとPDFにてご覧いただけます。みなさまの地域でもご活用ください。
アンケートにご協力いただいたみなさま、ありがとうごさいました。

 

 

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