• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

堺市

DIYのいえ

暮らしの手仕事を活かすコミュニティへ新たな男性参加者につながる呼びかけや仕組みを考えよう

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チャレンジ内容

泉北ニュータウン(堺市南区)の茶山台団地にある「DIYのいえ」は団地内のDIY工房併設のコミュニティスペースです。団地内外問わず誰でも自由に無料で利用できることで、他地域とのつながりや、老若男女問わず多世代のつながりなど、新たな形の地域の支え合いとシニア男性の社会貢献やコミュニティ参画につながる場となることを目指して、2019年2月から運営しています。

代表がリフォームの仕事に携わる中で、男性が仕事をリタイア後に家に閉じこもりがちになり、元気に働いていたころから様子が変わるのを目の当たりにした経験がありました。そこでリタイア後も趣味や生きがいにつながる活動ができないかと考え、団地の活性化に向け、DIYについて身近な相談やサポート機能の必要性を感じていた大阪府住宅供給公社と協働で始めました。
DIY=(昔からの)日曜大工、という趣味を活かした活動でのコミュニティづくり、さらにはできた制作物を通じて地域の方々の暮らしの困りごとを解決し、関わった方の住環境が向上することが活動のやりがいや参加者の生きがいにつながる循環が生まれればと考えています。
現在、作業などができるオープン日の土・日曜日に訪れるゲストは、時間帯を分けて5人/日程度、夏休み時期は子どもたちの自由課題の制作に使われることもあります。オープン日には、部屋全体の訪問者の対応をするコーディネート役のメンバーと、訪れた人の対応や機器の使い方をサポートするメンバー(シニア世代の男性)が3人ほど常駐しています。来訪者だけでなく、メンバーもこの場で制作し、団地内や近隣のターミナル駅でのマルシェイベントで販売して、売り上げを得た一部は活動費にも充てています。
これまでに、新たに開業する猫カフェのキャットタワーといったようなデザイン性のある大型のものから、団地住まいに便利な小さなサイズの家具、からくり細工のある木工作品や、卓上の小物など色々作ってきました。
場の運営だけでなく、制作依頼や、商業施設やマルシェなどでの木工ワークショップなど、団地内外のさまざまなイベントでの出番があるのですが、活動当初から関わる現在の中心メンバーに加えて、機器やDIYの相談窓口になれる人、イベント時のワークショップなどのサポートに携わるなどの継続参加する仲間を増やし、コミュニティとしてのつながりやできることをもう一歩先に進めたいと考えています。
今回のプロジェクトでは、「マーケティング基礎調査」を行い、団体のことを知るきっかけや、イベントやゲストとしての参加から継続的な参加への流れ、「作業や操作を参加者に教えながら一緒に楽しむ」ことにつながるきっかけなど、メンバーとしての段階的な関わり方を整理して考えていきます。

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チャレンジの進捗

2024/10/07更新

2024/09/25

キックオフ事前ミーティングを実施しました。

2024/10/07

キックオフミーティングを実施しました。メンバー3名で訪問し、1名はオンラインから参加しました。
団体は、10月・11月は近隣エリアや、手作りテーマのイベントへの参加もお声がかかっている中、知ってもらう・訪ねてもらうから、一歩先のサポーターとして場の運営に関心を持ってもらうことについて、課題を感じている背景などについて、代表の中島さんからお話をお聞きしました。
先行してお渡しした質問シートへの現サポーターさんからの回答も一部受取ました。
ヒアリングや調査の組み立てに向けて、改めてステークホルダーや立ち位置の整理を進めていきます。

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