プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

河内長野市

里山わびすけ

子どもからシニア世代まで自然を通して関われる活動の伝え方を考えよう

完了

チャレンジ内容

大阪府河内長野市のニュータウン「美加の台」に隣接する里山フィールドで活動する「里山わびすけ」。活動が始まったきっかけは、子育て中にシニアの方が関わることが助けになった経験と、管理が難しくなった個人所有の里山の保全でした。多様な世代が自然の中で関わり、年齢に関係なく話をしながら楽しめる場所、そして里山の生物多様性の保全につながる活動として、敷地内にある竹林や森林、ため池、果樹、畑、山小屋などで様々な部活動を行っています。里山保全部、農園部、グリーンウッドワーク部、俳句部、わびすけっこクラブ(親子自然あそび)、水生生物観察会など、シニア世代~小さな子どもと共に活動をしています。
活動開始から3年経ち、スタッフとして関わる方や里山に訪れる方が増え、活動の内容も多様化してきています。今後も多くの方にこの活動を知ってもらいたいと考えていますが、これまでの場づくりに関わってきた人たちやこの場そのものを大切にしながら、活動の価値や意義を伝えるための具体的な呼びかけ方や伝え方についてはっきりしたコンセプトを持つことができていないことに課題を感じています。

そこで今回のプロジェクトでは、「マーケティング基礎調査」を行い、シニアをはじめとする多様な世代の活動参加者像の明確化と広報施策の検討をしていきます。

100%

チャレンジの進捗

2024/12/17更新

2024/10/02

ママボノ9チームでオリエンテーションを実施しました。
来週のキックオフに向けて、チームの顔合わせ・支援先についての知見共有・役割分担をしました。

2024/10/11

キックオフミーティングを実施しました。
里山わびすけさんから3名、ママボノチームから5名参加しました。

団体の現状と今後の目標を確認し、成果物の方向性について具体的に議論しました。
ミーティングの途中で、里山わびすけさんの自然豊かな活動現場をオンラインでレポートしていただきました。
ここから、ヒアリングをや現場見学を進めていきます。

2024/10/25

個別ヒアリングを実施しました。

2024/11/14

対象事業・商品・サービス等の現状把握を実施しました。

2024/11/14

ヒアリング以外の調査を実施しました。

2024/11/14

収集した情報のまとめと分析を実施しました。

2024/11/15

中間提案ミーティングを実施しました。ここまで、個別ヒアリングや外部環境調査を通してわかったことをチームから提案していきました。具体的な事例などを提示しながら、団体さんにもわかりやすく説明を進めました。
わびすけさんからは、
「こんなに緻密に調べてまとめてくれて感謝している」
「ここまでの資料だけでも本当にありがたい価値のあるものになっている」
と声をいただきました。

2024/11/19

提案に対する回答と承認を実施しました。

2024/11/27

現地訪問をしました。

2024/12/09

成果提案ミーティングを実施しました。
現地見学、アンケート、ヒアリング結果の共有を行い、現状の課題や里山わびすけの良いところを確認していきました。
その後、コンセプト案やHP上での注意喚起案、ターゲット別の広告施策(SNSの投稿案、LINEなど)の提案を行いました。

わびすけさんが、すぐに活動に活かせるようにとても具体的なところまで提案していいるのが印象的でした。

わびすけさんからは、
「ヒアリング結果を具体的に聴くことができて、ここまでやってきたことを認めてもらえた気がした」
「わびすけの活動を理解した上でコンセプト提案をしてもらえた」
「団体の苦手な部分に寄り添って、提案してもらい本当に感謝している」
というコメントをいただきました。

納品まであと少し、成果物を微修正していきます。

2024/12/17

チームと団体で成果物の納品と振り返りを実施しました。
成果物の入ったフォルダを共有し、具体的な活用方法をチームからお伝えしました。

団体からは、
「優秀なみなさんに形のあるものをつくってもらい嬉しかった」
「みなさんの人間性がすばらしい。子育て中にこのような活動をやるなんて本当にすごい」
「良いチームワークがで活動してもらった」
「アンケートなどを通して、自団体の成長を感じられることがあってよかった」
と声をいただきました。

チームのみなさん、団体のみなさん双方、これからも関係を続けていけたらいいですねという感想を交わし、名残惜しさを感じながらもプロジェクトが完了しました。

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