• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

池田市

ハッピークラブ

若い世代や男性のボランティアの輪を広げるためにできることを考える。

完了

チャレンジ内容

池田市の高台に開発された住宅地・伏尾台。近年高齢化が進み、65歳の高齢者の割合は41%を超えています。ハッピークラブは、伏尾台地域で、平成8年から地域の高齢者の安否確認、閉じこもり予防を目的としたサロン活動を開始。地域に密着した健康維持のプログラム、介護予防運動、食事サービスなど、ニーズに丁寧に応える活動を行っています。また、一人暮らしの方や高齢者世帯のための相談支援や、他専門機関へとつなぐ役割を担っています。
大阪ええまちプロジェクトでは、こうした多岐にわたる活動に取り組むハッピークラブの担い手を増やすため、若手や男性を含めたボランティアの輪を広げるために求められる施策を検討します。

100%

チャレンジの進捗

2018/02/05更新

2017/09/30

キックオフオフミーティングを実施し、ハッピークラブさんのスタッフ、プロボノチームが初めて顔合わせをしました。双方の自己紹介から、事前情報だけではわからない点をヒアリング。その内容は、

事業/活動構造
課題認識
スタッフとボランティアの役割
ボランティアの現状
人員募集
やりがい
街かどサロンの利用者とメニュー
伏尾台の現状

と多岐にわたり、プロジェクトのゴールについても確認がされました。緊張から始まったミーティングも、笑顔と期待で終わることができました。

2017/10/11

大阪市内のフリースペースに集まり、以下の内容などについてミーティグが行われました。

現在の認識擦り合わせ
今後のスケジュール感とアウトプットのイメージ
先駆けて団体活動を見学したメンバーからの情報共有
総合事業や介護予防とは何か?について
ヒアリングを行うにあたっての方針、聞きたいこと、対象者候補について
ボランティアをどうやったら集められるか
調査方法に関するアイデア

まだまだ支援先について理解を深めている最中ではありますが、先駆けて支援先の活動を見学したメンバーは何かを掴みはじめているようです。近日、チームでの見学、ヒアリングがすすめられます。

2017/10/21

プロボノメンバーでハッピークラブさんへ訪問し、団体運営の中心となる方々へヒヤリングを実施しました。 ヒヤリング内容は、 1.現在の運営状況について 2.今後個別の調査を開始するにあたり、重要となる要素をヒヤリング。 今回のヒヤリングでは「過去〜現在〜これから」についてお話を伺いました。 お話を聞かせて頂いたあとでプロボノチームで感じたことは、 現在の活動レベルに至るまでにさまざまな苦労があったが、チームワークと高齢者への気配りを大切にしてきたことの素晴らしさを感じました。 ヒヤリング終了後は、ハッピークラブさんで提供されている昼食をメンバー全員でおいしくいただきました。 (ハッピークラブさんで提供される昼食は美味しくて地域でも評判となっています!!)

2017/10/26

調査方針提案に向けミーティングを実施しました。 1.調査方針の全体像について 2.個別の調査をどのようにすすめるのか 3.プロボノワーカー側での仮説など 事前に作成した調査方針案のたたき台と前回の訪問ヒヤリングの内容を元に、どのターゲットに対してどのような情報を得るのか仮説を立て調査方針内容をまとめました。

2017/11/16

ハッピークラブさんが運勢する街かどサロンへ、地域包括支援センターの担当者の方が講習会を開催されましたので講習会の見学と担当者の方へヒヤリングを実施しました。 地域包括支援センターさんとは定期的に講習会を開催しているようで、ハッピークラブさんだけでなく地域包括支援センターさんも含めた「介護予防」が推進されているのかと勉強になりました。

2017/11/16

提案に対するフィードバックと承認を実施しました。

2017/11/18

伏尾台地区福祉員会が開催するフリーマーケットイベントの見学に参加しました。 当日は、フリーマーケット以外にもコミュニティーセンターで「100歳体操」や「落語イベント」なども開催され、たくさんの人で賑わっていました。 プロボノチームもヒヤリング対象者の方へヒヤリングを行い、ハッピークラブさんや伏尾台地域に対してのさまざまなお考えを聞かせていただきました。

2017/12/03

ハッピークラブさんへ調査方針提案を実施しました。 「伏尾台地域の生きがいづくり」の実践に向けて、ハッピークラブさんに対するニーズ・期待の調査をすること。 ハッピークラブさんの活動を支えるボランティアへのヒアリングを行い、輪を広げるための施策を検討してい来ます。 調査方針提案の際に個別にヒヤリングをさせて頂きたい方をリストアップし、ヒヤリング予定の調整を行いました。 調査方針提案後の雑談では、ハッピークラブさんとして伏尾台地域に対してのいろいろな思いを聞かせて頂き、 「我々、大阪ええまちプロジェクトのプロボノワーカーにお任せください!!」と宣言させていただきました。

2017/12/18

最終提案の方向性について、チームミーティングを実施。 若い世代や男性をターゲットとし、ボランティアの輪を広げるために出来ることのアイディア出しと、ボランティア募集戦略に関する提案を行うことに決定しました。 団体は、これからも持続的に活動していきたいという強い思いから、今後の活動を支えてくれる「担い手」の後継者を必要としています。そこで、「担い手」とはどこから生れてくるのか?という問いに対して、ヒアリング結果をヒントにチームで議論。ハッピークラブに理解や共感した方こそが担い手となってくれやすいのではないかという考えのもと、まずはボランティアとして団体に関わる人を増やすことが必要であるという考えに至りました。 有償のボランティア、無償のボランティア、サロンを利用すると同時にサロンで簡単なお手伝いや一緒に活動を盛り上げも行う無償ボランティア。この3つのボランティア層を厚くすること、そしてそれぞれのボランティア募集へのアプローチ方法は。。。 今後のチームの展開に期待です。

2018/02/05

団体へ何度も通い、実際の活動を体験しながら、サロンの参加者や運営スタッフ、ボランティアの方々にヒアリング調査を行ってきました。 その中でハピークラブさんの活動が利用者から高い評価があり、長く続けて行く使命があるということに気づきました。 その反面、ボランティアは口コミでつながったり、実際のサロン参加者から来てくださるものの、高齢化が悩みでした。 そこで、子育て世代の方や、子育てにひと段落した方をターゲットにアンケートを取り、 子育て中であっても条件が合えば、ボランティアに参加したいという人が回答者全体の7割を占めることがわかりました。 子育て世代は忙しくボランティアには参加できないのではと思っていた、固定概念を覆す結果となり、 ハッピークラブ関係者の皆さま・プロボノチーム共に驚きと気づきになりました。 担い手としてアプローチする先の視点を変え、子育て世代へ積極的な呼びかけをしていくことが一つの目標となりました。 また、伏尾台のプロボノ(仕事で培ったスキルを活かした社会貢献・ボランティア活動)チームをつくり、 社会人を地域活動へつなげていくという提案も行いました。 最終提案とともに、ワークショップをし、ハッピークラブのスタッフの皆さまプロボノチームみんなで、 団体の今後について真剣な話し合いをしました。。 その中で、プロボノから団体の良いところが語られ、団体からも日々忙しく、取り組めていなかった担い手の問題について 細かな調査をおこなってくださったプロボノの皆さんに感動と感謝の言葉を聞くことができました。

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