プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

吹田市

吹田傾聴ほほえみ

あゆみと新たな時代のニーズをふまえて、これからの傾聴活動にむけた事業計画を考えよう

完了

チャレンジ内容

2005年から吹田市内で高齢者福祉施設に入所の方へ傾聴ボランティアとして訪問を開始し、利用者・事業者ともに開かれた状況へ導く市民サポーターとして活躍しています。今では、グループでの施設訪問/在宅訪問/子育て支援の3つの事業に分けて活動しています。70代を中心とする会員の数は130人ほどで、研修会を行い傾聴のスキルを磨きながらそれぞれの活動へ参加しています。2020年は団体にとって15周年を迎える節目でしたが、コロナ禍の状況で施設訪問が中止になり、今まで通りの活動が出来ず、会員の参加機会が減少した状況にあります。一方で、外出を控え自宅で過ごす高齢者やその家族・その他世代で暮らしに不安を抱えて孤立しがちな方の情報が行政などからも寄せられ、個人で自宅へ訪問する傾聴活動は今後ニーズが高まる様子も感じています。
大阪ええまちプロジェクトでは、代表や運営メンバーだけでなく広く会員とも団体のあゆみとこれからの社会状勢の中で求められる傾聴へのニーズを一緒に考え、新しいステージに向けて事業計画を立案します。

100%

チャレンジの進捗

2021/03/28更新

2020/10/10

キックオフ事前ミーティング(チーム同士の顔合わせミーティング)を実施しました。
事前に発信した自己紹介シートを元に、それぞれの関心やプロジェクトへの思いを聞いた後、みんなで団体の情報が詰まった「基本情報シート(スコープ設定書)」「ヒアリング記録」の読み合わせをして、疑問に思うところ・もっと知りたいところを明らかにしました。
キックオフミーティング(団体との顔合わせ)までに質問事項を整えるチームミーティングの開催を調整して、お開きになりました。

2020/10/24

団体さんとの顔合わせとなるキックオフミーティングを開催しました。
吹田市立市民公益活動センター「ラコルタ」さんの交流スペースをお借りして、団体・チームメンバーが集い、チームから1名はZoomの先から遠隔で参加するハイブリッド型になりました。
直接お会いして、活動や参加への思いをお聞きし、改めて成果物への期待やその後の活用について、すり合わせる機会になりました。

2020/10/30

団体の研修会に参加しました。

2020/11/18

郵送でお送りする会員向けのアンケートを、団体の代表へお送りしました。11月30日の役員会で回収の予定です。

2020/11/29

傾聴を在宅で受けておられる方、傾聴ボランティアを受け入れておられる介護事業者さんとにヒアリングを実施しました。

2020/11/30

子育て支援事業を展開している市の施設へ伺い、窓口担当者へヒアリングを行いました。

2020/12/02

吹田市社会福祉協議会で、養成講座や市民への傾聴の窓口を担当されている職員さんへヒアリングを実施しました。

2020/12/20

事業をご一緒している外部のステークホルダーや、傾聴を受けておられる方へのヒアリングの内容をチームから団体の代表・プロジェクト担当者へ共有しました。
また会員向けアンケートの結果の一部を眺めながら、どんな内容を記念誌で発信するイメージなのか、お聞きしました。
冊子全体の流れを改めてお聞きし、「つながり」や活動を続けるモチベーションを高めてもらうために会員が期待している「学び」の部分など、全体のテーマに盛り込んでいければ、という方向性を確認し、年明けの記念誌編集チームとのミーティングでさらに深めることになりました。

2021/01/08

郵送で回答を集めていた会員向けアンケートの結果が集まりました。
チーム内で手分けして、グラフ化・サマリーを行っていきます。

2021/01/17

チームミーティングを実施し、1月初旬に行われた記念誌編集チームとの打合せ内容、会員向けアンケートのまとめの進捗を確認しながら、記念誌での掲出内容の案を考えました。
大阪では新型コロナ感染症拡大防止の緊急事態宣言が発出され、当初予定していたワークショップでの今後の活動に関する意見交換が難しくなり、どういう機会を設けるか、団体の状況をお聞きして、実施の方法を確認することにしました。

2021/02/06

当初、ワークショップの実施を計画していた会員さんとの意見交換の場を、Zoomを使った「座談会」として開催することにしました。
大きく2つのパートに分かれ、前半は会員アンケートの全体共有と集計担当からのコメント、後半は、3グループに分かれての座談会で、アンケート結果を受けて会員が受け止めたこと、これからの活動をどう考えるかの未来像について、プロボノワーカーと一緒にお話ししながら考えていきます。
代表・副代表と、会員から代表者4名が参加予定です。

2021/02/13

プロボノチームと、団体の皆さん(6名)とで、座談会を実施しました。

会員アンケートから見えてきたことを全体でお話した後は、3つのテーマに分かれて、1人2テーマのお話ができるよう、ワールドカフェの手法を参考に意見を交流しました。

(テーマ:1.今後のボランティア活動をどのようにしていくか 2.会員の気力・体力の維持・継続 3.これからの「傾聴」のあり方)

同じ事業同士でもこれからは「横のつながり」が大事になりそう、「傾聴」がもっと一般的な存在になれば差別や格差のなくなる世の中になるかも、特定の「場」がなくても公園や身近なところで自分が「傾聴」をする存在になればいいのかも…など、これからの活動へのまなざしを発見できた時間になりました。

これらの内容も、成果物の1つとして、15周年誌に掲載します。

2021/02/25

座談会の内容も盛り込んで、15周年誌の会員アンケート調査結果・事業検討(主に座談会内容まとめ)ページをデザインしたものを提出しました。
デザインはPMの米倉さんがデザイナーとして、ソフト(イラストレータ)を使って制作くださいました。イラストも版権フリーの素材を使って、見やすく分かりやすく工夫しています。

2021/03/08

チーム内で議論を進め、2月25日に提出したものから、さらにもう一歩、議論の内容やポイントを見やすく編集したものを提案しました。

2021/03/14

3月14日に実施された団体内の総会を経て、該当ページに関する承認と修正内容の共有がありました。
内容への修正という大掛かりなものではなく、制作の最終化に向けた文字校正が主なものでした。

2021/03/22

修正を反映し、チーム内でも再度内容を確認したものを提出しました。23日の役員会で内容と印刷屋さんにもその後のスケジュールをお聞きいただき、最終化に向けてもうあと一息です!

2021/03/28

毎週定例にしていた日曜夜のチームミーティングで、入稿前の最終デザインを確認して、入稿用のデザインデータも整えました。
4月には冊子が出来上がり、会員の皆さまへは総会にてお渡しいただく予定です。その後、チームと団体の皆さんで「成果物共有会」の機会を設けて、成果物を手に取った皆さんからの反響などをお聞きする予定です。

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