• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

門真市

ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会

大阪・関西万博への参画に向け多業種のつながりで共創を育むプロジェクトの事業計画をつくろう

完了

チャレンジ内容

ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会では、2018年より門真市内の認知症の人や家族、介護事業者、市民団体、NPO、行政、社協が一緒になり、認知症になっても輝けるまちを目指し、認知症の人が主役となり、認知症の人と地域の人が共に楽しみ、活躍することのできる場や活動を地域社会に複合的に創出する活動を行なってきました。
認知症の人と市民が共に企画しカフェスタッフとして開催する「ゆめ伴カフェ」、認知症の人や高齢者、保育園児が共に野菜や綿花を栽培する「ゆめ伴ファーム」、綿花から糸を紡ぐ「綿花プロジェクト」、認知症の人や市民が共に街を歩きゴールを目指す「RUN伴+門真」など…、多分野の活動を施設内の限られた空間ではなく、門真市内の街中を活動場所として市民にもその姿が伝わるよう取組みを展開してきました。
2020年はコロナ禍となり、集まらずに自宅や施設にいながら社会とつながりを実感できるようにとマスク作りや、折り鶴でつながる「かどま折り鶴12万羽プロジェクト」、高校生との文通などを行いました。これらの活動に取り組む中から、認知症の人や要介護高齢者の方々が「誰かの役に立ってる!嬉しい!」と感じることで、とてもいきいきと輝かれることに気づきました。
認知症の人が支援される立場だけではなく「社会とつながっている。自分も誰かの役に立っている」という社会に貢献している存在であるということへ共感を広げ、これまで以上の方に認知症の方との関わり方を変えていくきっかけを作りたいと、2025年の大阪・関西万博へ参画すべく、現在は「いのち輝く折り鶴100万羽プロジェクト」を2022年からスタートさせようと構想しています。
(3年間で、認知症の人や要介護高齢者が「おうち万博ボランティア」として自宅や施設などで100万羽をめざして折り鶴を作り、それらを集めて万博会場でアート作品に仕上げ、世界の人たちを迎えるモニュメントにしようというプロジェクト)
企画や調整を進めるコアメンバーには、プロジェクトへの強い思いや、実現に向けたアクションプランも思い描けているものの、認知症になっても活躍できることやその魅力を伝えてより大きな反響を生むために、専門職以外の多様な職種により広く関心・共感を得て、プロジェクトの共創メンバーとして関わり合ってもらうような働きかけが必要だと感じています。
今回のプロジェクトでは、「いのち輝く折り鶴100万羽プロジェクト」を、認知症の当事者に関わる介護や福祉の専門職以外の人にも、認知症の方を取り巻く背景や思い、どういう社会にしたいのかのビジョン・ミッション、実現までの道のりを分かりやすく示す事業計画資料としてまとめます。

100%

チャレンジの進捗

2022/02/22更新

2021/09/25

キックオフ事前ミーティングを実施しました。

2021/10/09

団体、プロボノチームの初顔合わせとなるキックオフミーティングを実施しました!
事前に用意した進行資料をもとに、チーム側の団体に対する理解を伝えた上で、団体の取組や考えについて確認していきました。
今後は現状をより深く理解するためにヒアリングや現場見学を進めていきます。

2021/10/23

団体に向けてプロボノチームからヒアリング・調査計画を共有しました。
また、代表、総合プロデューサー、相談役の3名に対してヒアリングを実施。ゆめ友プロジェクトに関わったきっかけから、門真折り鶴12万羽プロジェクトの体験で感じたことや具体的なエピソードを思い出していただきながら話を聞くことができました。

2021/11/03

プロボノチーム2名が活動現場見学&ヒアリングを実施しました。
見学したのは「ゆめ伴ファーム」と「デイサービスりんく門真」。デイサービスでは折り鶴も体験しました!
これまでオンラインで話を聞いていた以上に、ゆめ伴プロジェクトに関わる方々の気持ちや想いを感じることができる時間になったようです。

2021/11/12

事務局長の小柗さんへのヒアリングを実施しました。

2021/11/13

ATCで開催されていた「咲洲こどもEXPO2021」の出展の様子を見学し、話を伺いました。

2021/11/17

TEAM EXPO 2025の共創チャレンジを通じて、折り鶴100万羽プロジェクトに向けて一緒に取り組もうとしている団体さんへのヒアリングを実施ました。

2021/11/18

実行委員長の角脇さん、総合プロデューサーの森さん、スーパーアドバイザーの谷本さん、それぞれ個別にヒアリングを行いました。

2021/12/01

中間提案を実施しました!
これまでの現地見学、ヒアリング等、じっくり進めてきて理解したゆめ伴プロジェクトの目指す社会やその状態を示しました。また折り鶴100万羽プロジェクトを通じた2025年の万博まで、そしてその先に伝えていきたいメッセージを提案。言葉とともに図式化することで周囲の方々にもわかってもらえそう、という感想もいただきました。
この先は、2025年に向けた道のりと具体的なアクションプランも含めた事業計画を作成するため、ワークショップ開催を予定しています。

2021/12/22

団体とプロボノチームでワークショップを実施しました。

2021/12/29

現地訪問&オンラインで、改めて折り鶴100万羽の完成形イメージや今後の取り組みアイデアについてヒアリングしました。

2022/01/26

2025年の万博に向けて、いつ何に取り組んでいくのか、プロボノチームから提案しました!
万博折り鶴の活動がつながる力に、誰もが輝ける社会を目指して、万博とその先を見据えたロードマップをアップデートし3つ取組を提案。
・これまでの活動を軸にしたゆめ伴モデルでの活動展開のプロセスを時間軸で整理するフレームワーク案
・共創者へ伝えたい折り鶴100万羽プロジェクトのメッセージ
・コミュニケーションツールの効果的活用について

団体のみなさんからは口々に、ただ感動、全く違和感がない、今後の取組がイメージできた、など前向きな言葉を多数いただきました。

このあとはプロボノチームが提案した内容をもとに、団体内部で今後どのように取り組んで検討・意見交換を実施されます。最終のミーティングは約1ヶ月後、団体の皆さんが考えてこられた今後の展開を元にプロボノチームと一緒に意見交換を予定しています。

2022/02/22

本日はゆめ伴プロジェクトの皆さんから、プロボノチームの提案を受けて検討した事業計画案の発表を行いました!

提案内容から発展させた2025年までの計画、そして折り鶴100万羽プロジェクトを発信し続けてつながった企業さんとその先の取組など、楽しくワクワクする計画を語っていただけました。

発表のあとは事業計画に対する感想やそれに加えるアイデアなど意見交換を実施。
また、最後のミーティングなのでプロジェクト全体を振り返った感想共有も行いました。

ゆめ伴プロジェクトの皆さんからは、
・毎日毎日、自分たちの活動をどう伝えるか悩んでいたけど、このプロジェクトを通じてちゃんと説明できるようになった。
・プロボノチームから提案してもらったことが、タイムリーにいろんなアクションに繋げられている。
・畑や折り鶴を通じて役割を持てることが元気につながることを実感されている方もいる。そんな方が増えて喜んでもらいたい。
などなど、たくさんの言葉をいただきました。

プロボノチームの皆さんからも、希望や刺激、学びにつながったり、ご自身の今後のアクションの考えるきっかけになる時間になったという感想も共有しました。
ゆめ伴プロジェクトさんの今後の取組が多くの方の楽しみ、喜び、笑顔につながっていくことを願っています。

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