プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

富田林市

高齢者大学シニア富田林くすのき塾

いくつになっても楽しく学びあい。自分の得意を生かして活躍するシニアを増やそう。

完了

チャレンジ内容

令和2年に創立20周年を迎えた「高齢者大学シニア富田林くすのき塾」(以下、「くすのき塾」)。
平成12年に富田林市で開催されたシニアリーダー養成講座の参加者有志8名が集い、「自分たちの居場所は自分たちで作る」という思いのもと「くすのき塾」を立ち上げました。公的に設立される高齢者大学が多い中、行政とも協力体制を築きながら市民が主体になり、シニア世代によるシニアのための学びの場や居場所づくりを展開してきました。
「くすのき塾」では、「遊び心で学習ごっこ」をモットーに、運営側と受講者側という垣根を作ることなく講座を開催。理事18名は自分自身が関心ある講座の受講生としても参加しており、ともに学びあう関係性をつくっています。講座は会員・非会員ともに受講することができ、会員になれば受講費は割引になります(1回あたりの受講料/会員:400円、非会員:500円)。また、会員はクリスマス会やバスツアーなどの交流ができる行事にも参加できます。多いときには会員数は700名を超え、44の講座がありましたが、現在の会員数は約半分、講座数も15程度になりました。昨今のコロナ禍による講座休止等の影響だけでなく、講座や教室を担当するナビゲーター(先生役)が辞めると、その講座の受講生が多く人気があったとしても、代わりに受講生の中からナビゲーターになる方もおらず、講座を継続できないことで大きく会員数が減ることがありました。またナビゲーターが固定化してきているという課題もあります。
プロボノによるプロジェクトでは、「くすのき塾」に高齢者が生きがいを見つけ出せる場として多くの会員に参加してもらえることを目指して、自分の得意を生かしてナビゲーターとして関わる方を増やす施策を検討します。

100%

チャレンジの進捗

2021/12/07更新

2021/10/07

ママボノチームメンバーの初顔合わせとなるオリエンテーションを実施しました。

2021/10/20

キックオフミーティングを実施しました!
会報やウェブサイト、団体からの事前情報などからママボノチームが準備したミーティング資料を元に進行しました。
活動の立ち上げの経緯や関係者、どんな流れで講座・教室が立ち上がるのか、また現状の課題など、じっくり話を聞いていきました。
次のステップとしてヒアリングに入っていきます。

2021/10/25

毎月開催されている「運営委員会」にオンラインからママボノチームが参加し、普段の意見・情報交換の様子を見せていただきました。

2021/11/04

歌謡教室「くすのき」の活動現場見学とヒアリングを行いました。

2021/11/08

受講生へのヒアリングを実施しました。

2021/11/10

外部ステークホルダーへのヒアリングとして富田林市市民公益活動支援センターを運営するNPO法人きんきうぇぶに話を伺いました。

2021/11/11

ナビゲーターへのヒアリングを実施しました。

2021/11/23

主に50代以上の富田林市民を対象にアンケートを実施しました。60名以上に回答いただき興味・関心やくすのき塾の認知度、ナビゲーターのニーズを調査しています。

2021/11/25

中間提案を実施しました!
ここまでの調査と分析した結果と課題解決策となるアイデア提案を実施。実施に当たっての実現性やコスト、大事にしたいことの意見交換を行いました。
このあとママボノチームでは最終提案にむけて、アイデアの中から絞った施策を深掘りしていきます。

2021/12/07

最終提案を実施しました!
高齢者に加えて子育て世代等の多様な地域住民との接点を増やす取組やそこからさらに一歩踏み込んでナビゲーターとして活動につながっていくよう、周知→入会→継続という3つの柱を元にした取組の提案を行いました。
施策提案後には、アクションを行うための討議として、仲間や新たな人に関わってもらうための考えやアイデアを実施。意見交換の中ではこれまでのくすのき塾での活動や取組を振り返りながら、「くすのき塾を立ち上げた時の精神や原点に立ち返ることができた」という言葉もいただきました。
今回のプロジェクトでの提案を通じて団体の更なる発展を願ってます!

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