• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

大阪市

みんなのIBASYOプロジェクト

多様な世代で助けあい自分らしく暮らせる「コレクティブ・ハウス」実現への計画を考えよう

完了

チャレンジ内容

大阪市東成区にある「レンタルスペースしんたに」を拠点に、毎月第2・第4火曜日は「こども0円みんなのごはん」、毎月第4日曜日は「つきいち食堂」を開催するなど、「みんなで食べる」をテーマに、子どもや子育て中の方、若者やお年寄りの方もいろんな人を幸せにすることを目指して居場所づくりに取り組む「みんなのIBASYOプロジェクト」

運営しているのは、事業として高齢者のケアプラン作成に取り組む「一般社団法人あすとの会」代表理事の竹村さんと事務職員の2人。運営メンバーの他に、子ども食堂をやりたいという方、近所に住んでいる方など、いろいろな方にお手伝いいただきながら活動しています。2015年に活動を始めてから地域に定着してきて、地域にある母子生活支援施設や社会福祉協議会とのつながりができ、口コミや紹介で参加する方も増えてきました。

活動をする中で、母子生活支援施設を利用する家庭の方の様子から、期間を経て施設を利用し終えた後もちょっとしたサポートがあると自立した暮らしを営みやすいのにと感じたり、長年「あすとの会」で高齢者の介護に関わる中で、ちょっとしたことのお手伝いや安心できる環境さえあれば、自立してひとりで暮らせるのではと感じることもありました。その思いや経験から、新しい取組として多世代でみんなの力を合わせて助け合いながら生活ができる「コレクティブ・ハウス」を構想中です。建物を先につくるのでなく、自分が暮らしたい、生活したいという思いを叶える場所をオーナーや大家さんの理解のもとつくり、管理人がお世話やコーディネートをしながら、住人同士で助け合う昔ながらの長屋のような場にしていくことを考えています。

プロボノによるプロジェクトでは、「コレクティブ・ハウス」を実現するための具体的な計画を作成し、協力者を募っていきます。

100%

チャレンジの進捗

2022/02/10更新

2021/09/25

プロボノチームのメンバー同士の顔合わせとなるキックオフ事前ミーティングを実施しました。チームメンバーが全員そろって参加できました。
全体説明のあと、チームごとに分かれ、事前に用意した自己紹介シートでお互いの共通点なども見つけていきました。後半は、10月9日の団体さんとの顔合わせとなる「キックオフミーティング」に向けて、PMから進行ガイドをみんなで共有しながら、KOMtgの目的や確認事項を見合わせながら、プレゼン資料の作成に向けて役割やパートを分けていきました。
写真のポーズは、これから考えていく「コレクティブハウス」を象徴する「家」の屋根のポーズです。

2021/10/09

キックオフミーティングを実施しました。
代表の竹村さんとオブザーバーとしてご一緒くださる釜中さんとに、これから考えていく「コレクティブ・ハウス」について、どんな暮らし方を提案したいのか?助け合いながら暮らすとはどんなことが起こるのか?など、チームで検討した質問をもとに、考えをお聞きしました。後半は次のステップである内部(今後運営などに関わる方)へのヒアリングに向けて、どんな方にお話を聞くのか、どんな観点でその方にお話を聞くのがよさそうかの頭出しをして、次のステップへの導入ができました。

2021/10/30

10月30日に3名、11月2日に1名の団体関係者の方に、Zoomでヒアリングを行いました。
これまでに皆さんが考えてきたことをお聞きするとともに、これからのプランについてもお話を伺い、それぞれが考えていることや気になっていることの違いがあることもわかりました。
事業計画を作るにあたって、聞いたお話を見える化し、検討しどころを明らかにしていく材料が見えてきました。

2021/11/06

活動見学として、オンラインで東京の「コレクティブハウス」を見学しました。
先方はコーディネーターさん1名と5名の居住者さんが、私たちは、団体の竹村さん・釜中さんとプロボノワーカー3名が参加しました。
建物の概要や運営の仕組みをスライドの資料で説明いただいたあと、居住者さんやコーディネーターさんにインタビューを行い、オーナーとの出会い方や居住者同士のルールや運営などをお聞きできました。

2021/12/18

ヒアリングや調査をふまえ、成果物である事業計画書の目次案として検討し、代表と内容を確認する三―ティンを持ちました。
団体の方で本プロジェクトと同時進行で進んでいる考え方を分かりやすく示す冊子のラフ案とも合わせて検討し、より団体の向かう方向を汲んだ内容に整えていけそうです。

2022/01/23

支援先さんへ、目次案と各章でお伝えしたい内容の骨子をまとめて、計画書のイメージに近いものを確認するミーティングを開催しました。各項目ごとで大きな疑問や変更などはなく、ご自身が話を進める際に気になることなどをお聞きでき、それに対して少し加筆・修正を進めていくことで完成に向かえそうです。

2022/02/01

先日の計画書イメージの打ち合わせを経てチームミーティングをしました。フィードバックのあったところを、再度チームで確認し、担当パートごとに最終化に向けた調整をしていきます。
最終提案に向けた具体的なイメージも持ちながら、この計画書をもって次のステージに向かうのに、次のミーティングではスライドでプロジェクト全体を通じて感じたことを各人からメッセージのスライドもつけてお伝えする予定です。

2022/02/10

成果報告会を実施しました。以前に提案の事業計画書に加え、プロジェクト中のヒアリングのまとめや参考資料との紐づけも加え、今後、計画書を用いて関心のありそうな方へ説明する際に使いやすいように整えました。
今後は、説明だけではなく、関心のありそうな方とワークショップなどをしてお互いの暮らし方や住まい方がどうあればいいのかなどを紐解きながら協力者とつながっていくことを構想しています。
オーナーにとっても、継続して入居者がいることが強みになるのではないか、それに向けてコミュニティづくりを通じて入居者を集めていけることが財産になるという考えです。竹村さんからも「ずっと住んでいく、生活していくということに重きを置くようなことにしていきたい」とのお話もあり、ワークショップや今後の活動についても、引き続きメンバーが関心を持って関わりどころがあれば参加しますね、という話題になりました。

同様の課題にチャレンジする団体はこちら
同様の課題に
チャレンジする団体はこちら
「プロボノプロジェクト」一覧を見る