• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

豊中市

淳風とよなか地域貢献委員会

高齢者から子どもまで、地域が求めることが実現できる交流スペースを知ってもらおう

完了

チャレンジ内容

大小の戸建ての家、小さい町工場など、どこか懐かしい雰囲気が漂う豊中市二葉町。特別養護老人ホームをはじめ、小規模多機能ホームや訪問介護を運営する「淳風会」では、平成28年6月に「淳風とよなか地域貢献委員会」を発足し、地域とのつながりを作り続けています。
通いやすい近隣のスーパーが撤退し、地域のために買物支援が必要と考え、月一回施設の中庭を使って「ふれあい市」を開催し、食料品や日用品などの販売のほか、イートインコーナーや看護師による健康相談コーナーを設置しています。その他にも施設入居者と地域住民の交流の場として、月一回の音楽教室や、毎日14時からの体操なども開催。
また、平成30年9月に新設した地域密着型特別養護老人ホーム1階にある、地域の交流スペース「夢日記」では、年4回、骨粗鬆症や防災などテーマを設けた料理教室を開催したり、月・水・金曜の10時から17時を地域に開放し、小学生たちが宿題や遊びに集まり多世代交流の場にもなりつつあります。
大阪ええまちプロジェクトでは、「夢日記」が地域にどんなことを求められているか調査を行い、現行チラシのリニューアルに挑戦します。

100%

チャレンジの進捗

2020/07/12更新

2019/09/07

キックオフ事前ミーティングを実施しました。
プロボノチームメンバー同士で初顔合わせ。自己紹介の後に、団体の現状を資料をもとに把握していきました。次回の団体との初顔合わせになるキックオフミーティングまでの準備を進めていきました!

2019/09/28

キックオフミーティングを実施しました!

これまで、豊中市の南部地域の動向や、団体の活動を取り巻く状況を確認するなど、入念に事前調査を行なってミーティングに臨みました。
ミーティングでは、調査結果をもとに、「淳風とよなか地域貢献委員会」に関わるステークホルダーについて確認。今後、プロジェクトゴールについてより具体的なイメージを描くためのビジネスモデル・キャンバス作成日程の確認や、関係者ヒアリング調整を行いました。

2019/10/12

「夢日記」の見学と、施設長山本さんへのヒアリングを行いました。

2019/10/26

「ビジネスモデルキャンバス」というビジネスモデルを可視化するツールを活用して、ミーティングを実施。参加者は地域貢献委員会のメンバーの他に、有志でこれからの地域福祉を考えたい「淳風とよなか」の職員も含め、約10名に集まっていただきました。
「多世代でふれあう場」「ひきこもりや高齢者の方がボランティアできるような場」など、誰にどんな価値を与えることができるのか、多様な意見が出揃いました。

2019/11/16

団体とのミーティングを実施しました。
プロボノチームが調査してきた外部環境やデータ等の共有の後に、参加してくださった皆さんが地域交流スペースに期待する思いを聞くことができました。
これから関係者へのヒアリングを進めていきます。

2019/12/20

数日かけて団体の関連各所へのヒアリングを実施しました。
・つぐみ子供会(島町)
・豊中市市民公益活動団体ニコニコえぷろん
・大阪音楽大学教授
・保健センター
・特定非営利法人とよなか ESD ネットワーク
・庄内西こども園

2020/01/19

支援先とプロボノチーム総勢20名でのミーティングを開催!
年末から、支援先とプロボノチームそれぞれで手分けして多くの箇所にヒアリングを実施してきた結果を全員で確認し、感想をシェアしました。

地域の課題やニーズ、夢日記の認知度など、いろんな意見がある中で、今回のプロジェクトでは、どこにどう絞り込んで印刷物を作っていくのか。
また、時間帯によっても使ってもらいたい年代なども変わってくることや、すでに利用されていることの方も考え、場をどう地域で活用されると良いのか、話し合いを進めていきました。

ターゲットも決まり、これから構成の検討とデザイン案の作成に取り掛かります。

2020/02/23

制作プラン提案ミーティングを実施。ターゲットなど目的やコンセプトを再確認し、リーフレットの台割案を元に進めていきました。
これまでのプロジェクトで積み重ねてきたことが形になってきているサンプルを見ながらの意見交換も盛り上がりました。
ここからはデザインやコピー等を準備し、最終提案に向けて進めていきます。

2020/03/20

クリエイティブ提案を団体側に送りました。新型コロナウイルス感染拡大の状況により、打ち合わせが困難になってしまっため、対面での提案でなく、メールで資料をやりとりしながらの進行をしています。

2020/05/19

クリエイティブ提案後、団体からのフィードバックを反映し、パンフレットを最終化しました。団体、チームの皆さんで対面での成果物の受け渡しは叶いませんでしたが、このパンフレットを通じて地域の方が活用できるスペースとなることを願ってます!長期に渡るプロジェクト、お疲れ様でした。

2020/07/12

Zoomを活用したオンライン会議の形でプロジェクトに関わった方々が参加して、感想共有会を実施しました!

団体の皆さんからは口々に想像以上のパンフレットができたと喜びの声が上がり、「やりたいことが具体化できた」「みんなと作り上げていく良い経験」「スタッフの思いなどこれまで見えていなかったものが見えた」という声も聞くことができました。
また、今回のプロジェクトの動きや出来上がったパンフレットを通して、豊中市で活動している他団体との連携も具体的に始まろうとしており、今後の展開が楽しみになる話も。

プロボノチームの皆さんからも「地域のことを知ることができた」「丁寧なリサーチやヒアリングなど団体の皆さんの協力あったからこそ作れた」「新しい取組につながっている様子が聞けて良かった」など感想を共有しました。

プロジェクトが終わりましたが、人が集まることが難しくなっている状況の中で、活動を止めるのではなく、わずかでも可能性があれば取り組んでいくという団体の皆さんの思いが今後様々なつながりや結果を生み出していくことを願っています。

同様の課題にチャレンジする団体はこちら
同様の課題に
チャレンジする団体はこちら
「プロボノプロジェクト」一覧を見る