くつろぎミュージックは、2010年に「音楽サロンくつろぎ」としてスタートし、シニアが音楽を通じて横のつながりを持ち、孤立を防ぐことを目的に活動を続けてきました。ピアノや歌のグループレッスンを通じて会話や交流が生まれ、成果発表の場では参加者がいきいきと輝く姿が見られるなど、地域におけるコミュニティづくりに大きな役割を果たしてきました。コロナ禍を経て法人化し、より持続可能な形で「音楽×健康×地域づくり」の事業を展開しています 。
特に近年注力しているのが「声の健康」に関する取り組みです。高齢者の誤嚥性肺炎の予防や、声を出す機会の減少による健康リスクに対応に加え、災害時に自分の居場所を知らせるなど、万が一の時に命をつなげるため、歌の上達ではなく「まず声を出すこと」に重点を置いた「声の健康教室」を定期開催しています。さらに、講師育成にも取り組み、音楽的知識がなくても誰でも取り組める「ボイトレリーダー」という新しい仕組みを立ち上げつつあります。今後はこの活動を広く展開し、地域ごとに「声の健康」を支える人材を育て、孤立防止や世代を超えた交流を促進していきたいと考えています。
しかし現状では、しかし現状では、ボイトレリーダーを広げていく上で、担い手になれる候補や関心を持つ受講者層を十分に把握できていません。そこで、マーケティング基礎調査を通じてニーズや特性を整理し、誰に対して、どのようなアプローチをすれば良いか、明らかにしていきます。
そこで、マーケティング基礎調査を通じて、ボイトレリーダー候補や受講者のニーズ・特性を整理し、「誰に対して、どのような場やプロセスで、どのような広報アプローチをすれば良いか」を明らかにしていきます。
チャレンジの進捗