2024/10/16
同時期に始まる3チームで集合してオリエンテーションを実施しました。

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!
みんなの居場所ラッキークローバー
喫茶や農園をきっかけに多世代コミュニティづくりを広げていくための課題整理
完了
子どもも大人もいろんな世代がそれぞれの知識や得意を生かしてともに楽しめる場を目指している「みんなの居場所ラッキークローバー」。もともとは子どもの居場所になればと宿題カフェから活動を始めましたが、居場所のあり方を検討する中でさまざまな事例や人との出会い、また代表自身が子育て中にシニア世代に助けられた経験から、「多世代交流の場」となるよう活動に取り組んでいます。
現在、喫茶事業と都市型農園事業の2つの事業を展開中です。喫茶事業では就労継続支援B型事業所のスペースを借りる形で月1〜2回、地域住民の方や事業所を利用する方などが参加する居場所を開催。ゲームをして過ごしたり、アートセラピーの先生に教えてもらいながらぬり絵をしたり、泉大津市内の音楽団体とのコラボレーションで歌声喫茶を開いたり、様々な企画や他団体と連携しながら参加者同士が交流する場づくりをしています。都市型農園事業は特に高齢男性が参加できる機会を作ることができればと、地域住民さんから畑を借りて、農業経験がある80代の方の力も借りながら活動を立ち上げたところです。収穫した野菜は喫茶事業で販売も行っています。
活動をスタートしてから約1年が経ち、喫茶、農園、居場所というキーワードで取り組んでいますが、現在、泉大津市内の各所で頻繁にあるイベントなど住民が参加できる機会が増えている状況や、まだまだ活動が地域に知られておらず、居場所が必要な方につながれていないことに課題感があり、団体として地域に求められていることは何かを考えて、今後の活動展開を検討する必要性を感じています。
大阪ええまちプロジェクトでは、子どもから高齢者まで世代をこえた顔見知りになって支え合える地域づくりを目指した団体の活動について現状の課題を整理し、今後の取組を検討、提案します。
チャレンジの進捗
2024/12/10更新
2024/10/16
同時期に始まる3チームで集合してオリエンテーションを実施しました。
2024/11/10
支援先団体、プロボノチーム、お互いに初顔合わせとなるキックオフMTGを実施しました。
団体側は運営のコアメンバー4名が出席されていたので、課題整理に向けて現状どのような思いや課題感を持っているのか、ひとり一人が付箋に出し合いながら共有と確認を進めました。
今後は、団体の関係者にもヒアリングを進めて、12月8日に開催予定の成果提案に向けて取り組んでいきます。
2024/11/16
イベントに参加し、参加者へのヒアリングを実施しました。
2024/11/21
関係者へのヒアリングを実施しました。
2024/11/27
ヒアリング以外の調査として、「がんばる市民公益活動応援補助金」の申請動画から課題を再確認しました。
2024/12/04
チームミーティングを実施しました。ここまでの収集した情報のまとめと分析を最終提案に向けて進めています。
2024/12/10
最終提案ミーティングを実施しました。
現場見学やヒアリングをもとに得られた情報とそこから整理した団体の強みや弱みを共有。その上で今後の課題と対策についての提案しました。
事業基盤を整えるために目指す姿の明確化、運営体制の整備、資金調達や、多世代交流の場づくりに必要な活動などを伝え、意見交換を進めました。団体の実態や必要なことが見えてきて、漠然とした課題が見えてきた、向き合っていきたい!という声もいただき、次のアクションや引き続きサポートなども確認できました。
プロジェクトの成果物を活かしてこれから活動をさらに広げていかれることを願っています。