• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

大阪市

MAZEKOZE OSAKA実行委員会

企業に向けて イベントをきっかけにした「アクション」の協力を魅力的に伝えるチラシを作ろう

完了

チャレンジ内容

国連が定めた4月2日「世界自閉症啓発デー」前の日曜日に、自閉スペクトラム症や聴覚障がいなど社会的に障がいを感じる人々の事を啓発するために、地域や企業と連携し、普段、障がい者福祉等と関わりのない方でも誰もが気軽に参加できる啓発イベント「MAZEKOZE OSAKA(まぜこぜ大阪)」を開催しています。
自閉スペクトラム症に限らず、障がいの区別なくさまざまな人々を対象にし、障がいを理解してもらうための啓発(パネル展示やトークなど)や、音楽ライブ・パフォーマンス・マルシェを展開しています。
学校生活・その後の就労時期で、障がいの有無に関わらずみんなで一緒に過ごす時期が少なくなってしまい、どう接していいのかお互いに分からないという不安を、感じない社会を作れるように、いろんな人がマゼコゼで過ごす機会をイベントを通じて生み出しています。
取り組みを通じて、普段は福祉に関わらない人にも話題が届くように、テーマカラー(青)を会場装飾に印象的に用いたり、ランドマークのライトアップの報道を通じて、会場に来た方がより一層、これまで以上に社会課題のことを知る・考えるきっかけが広がることを期待して行っています。会の運営には、障がい者自身やその親(~60代程度)、近隣にお住いの方や地域のライオンズクラブなどの有志がボランティアとして一緒に関わっています。マルシェでは障がいのある方も販売スタッフとして従事し、売り上げの一部をボランティア作業の協力金としてもお渡ししています。働く様子は親も見たことがないくらいの頼もしさで、イベントでの社会参加でやってみようという気持ちや暮らしの中などでもご自身でできることが広がっている場面もあるようです。
イベントにはコロナ禍前は5,000人が訪れていましたが、2年間休止の後再開した2022年は1,000人規模にして継続しました。今後はイベント当日の来場人数の規模だけにとらわれず、会の趣旨である「より広く知ってもらう」こと「普段障がい者福祉と接点が多くない方とも、何らかのアクションを、MAZEKOZEをきっかけに一緒にできること」に取組んでいきたいと考えています。
協力者(特に企業単位)につながるよう、イベントの紹介資料を作成し説明に行ってますが、窓口担当者の理解の先にある会社全体の決裁の段階で伝わりきれていない状況で、一層の協力企業を獲得したい現状です。
そこで、今回のプロジェクトでは、イベント協力として何をしてもらいたいのかのアクションと、参加することが企業の得たい事・困りごとの解決にどうつながるかを分かりやすく紹介するためのチラシを制作します。

100%

チャレンジの進捗

2022/11/23更新

2022/09/23

チームメンバー同士の顔合わせとなるキックオフ事前ミーティングを実施しました。
それぞれ、多様な職種・経験・年代で、チームメンバーもマゼコゼですし、プロジェクトへ参加しようと思った動機も様々でした。
今日は、チーム内の情報共有やコミュニケーションに使うツールを検討し、次回のチームミーティングの日時を決めて、キックオフミーティングに向けた準備をしました。

2022/10/08

キックオフミーティングを実施しました。
チームからは1名、団体が2名が対面で、チームメンバーの2名はオンラインから参加しました。

イベントそのものの規模の拡大でもなく、協力金の獲得でもなく
「(企業や法人が)協力できることで団体と接点を持ち、<マゼコゼ>を体感することで、主体性を持って社会課題に関わる入口が生まれる」
そんな関わり合いのきっかけを案内できるチラシで、
これまでのつまづきポイントだった「受け取った人が周りに何を協力したらよいかを伝えられる」ように
工夫を考えていくことになりそうです。

2022/11/07

メンバーの尽力で、自社のCSR担当者へチラシ案を見てもらいながら、非営利でのテーマ型の活動団体と企業との関わりどころについて、意見を伺う機会を設けることができました。
企業としても、協働の結果として社会がどんなふうに変わるのか、どう良い影響が生み出せるのかを事前に協議して検討する、という視点を持って臨んでいることが当然のことですが、改めて分かりました。
また、協働として何に協力したらいいのか、分かりやすい訴求が必要な点も分かりました。
中間提案では、成果物制作に向けて載せたいポイントを明らかにして、改めて聞き出す機会となりそうです。

2022/11/08

中間提案ミーティングを実施しました。
裏面の内容は、先日のヒアリングを経て得たポイントが整理しきれていないため、おもて面と全体の内容についての確認となりました。

写真を選ぶ中でも「見ただけでは分からない障がい」を持つ方と一緒に過ごすマゼコゼな様子を、一目で分かるようにするのは難しく
伝えることの難しさを感じています。

おもて面は、ウェブサイトが整備されおらず、情報がいろんな媒体(SNSなど)に渡っている状況でも、企業の方と対峙する際に「信頼感」を得られるように、これまでの活動の実績や活動を通じて実現したい姿を、伝えるために考えました。

掲載する内容はほぼ決まりましたが、チラシを持って行った方が説明しやすく、企業の方も受け止めやすいように、レイアウトでの工夫が必要そうです。

2022/11/12

大阪ええまちプロジェクト内のCanvaプログラムに参加する3チーム合同での講座に2名のメンバーで出席しました。
成果物の仕上げに向けて、先日の提案で課題になった「(企業の方にも)伝わりやすい」レイアウトにするには?という点で、講師の方から具体的なアドバイスがありました。
「ブロックに分かれていてポイントが3つあるのが分かるが、どこから見はじめたらいいかを明確に示せると、初めての人でも見てみたくなる」
団体紹介も大切ですが、まずは見てみたくなるよう、相手への問いかけがあるといいよ、というアドバイスもありました。

2022/11/23

中間提案での意見交換と、その後の追加ヒアリング(メールでの質問・回答)を経て、「企業が理解しやすい」を軸に改訂を計りました。
団体がどんな社会の姿を目指しているのか、を冒頭に分かりやすく示したり、活動内容を写真入りで一目で分かりやすく、そして、イベントへの参加者がその後どんな変化につながっているか、社会課題の解決につながるストーリーが描ける構成に整えました。
さらに、開催が決まった2023年春のイベントのチラシも、情報を整理する中で作成したので、併せて提案しました。
団体からは「自分たちだけの言葉では、ここまで整理できなかった!」と反響をいただきました。

2022/11/23

3チーム合同で成果共有会を実施しました。
「企業からの協力・協賛を得るために」という課題をしっかりとらえ、企業はもちろん、初めて団体のことを知る人にも活動内容や目的を分かりやすく、流れに乗って読んでもらいやすく情報を整理し、
裏面では、活動がどんな変化・社会課題の解決につながっているかを伝えました。
途中まで裏面に入れていた「来年のイベント紹介」は、別のチラシにして、併せてお渡しすることにしました。

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