• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

堺市

御池台校区連合自治会 福祉委員会

いくつになっても住みやすいまちづくり。若い世代や男性の仲間も広げる告知方法を考えよう

完了

チャレンジ内容

堺市南区にある泉北ニュータウンで昭和53年に開発された地域「御池台」。65歳以上の高齢者の割合は35%を超えています。里山との距離も近く住まいの近くに公園や池もあり、戸建てを中心にした閑静な住宅団地だが、駅からは遠くバスか自家用車での移動が必要な地域です。御池台校区連合自治会は昭和57年から活動を開始。ニュータウンで地域コミュニティのつながりがないところから、有志で子どもだんじりを手作りして開催したのを始まりに、まつりや文化祭の他、みいけマラソンや、みいけ食堂モーニングなど、連合自治会の行事がきっかけとなり、子どもから高齢者まで多世代交流の場をつくっています。
中でも福祉委員会では、高齢になっても住み続けられるまちづくりを目指し、誰でも参加できる「いきいきサロン」「ボランティア喫茶」、65歳以上を対象にプロの指導者を呼んで体操をする「元気あっぷ教室」や独居や高齢者世帯を対象にした「ふれあいお食事会」等、40名以上の運営ボランティアのみなさんたちが精力的に取り組む一方で、運営メンバーや参加者の高齢化が進むことで次世代へつないでいくことへの課題も感じています。
大阪ええまちプロジェクトでは、連合自治会での多様な活動と連動し、福祉委員会での取組みを継続、発展していくため、若手や男性も含めボランティアの仲間を増やすことに求められる施策を検討します。

100%

チャレンジの進捗

2020/12/04更新

2020/05/31

キックオフ事前ミーティングを実施しました。

2020/06/19

Zoomを使ってプロボノチームと御池台チームの皆さんとでキックオフミーティングを実施しました。
2025年に向けての福祉計画を見直すこの時期に、何をしていくか。
これからに向けてチカラを入れて取り組んでいきたいことへ、活動全体を眺めながら絞り込んでいきました。
写真は、御池台(みいけだい)の「M」で。

2020/07/07

自治会館を訪れ、3つの時間帯に分けて、御池台校区福祉委員会に関わる皆さんにお話をお聞きしました。(福祉ボランティア/民生委員/男性活動団体/小学校 PTA)
短期間の調整でしたが、関係の皆さんにお話をお聞きできる機会を作っていただけました。ありがとうございました!
チームメンバー同士もリアルでは初顔合わせ。情報がたくさん得られた一日でした。

2020/07/26

3つの時間帯に分けて、1グループ最大10名・計38名の方に自治会の活動状況や連合自治会との連携について話をお聞きしました。
各丁によって年齢層や町との関わり方が異なることや、自治会が行っている行事の背景の理解も違う様子がわかりました。
お互いのできること・助けてほしいことをスムーズに伝える手段は何か、これから考えていきます。

2020/09/27

中間提案として、ヒアリングまとめ、単位自治会ごとの連合自治会加入状況、現在の発信メディアの分析から、今後の情報発信でのツール選定の考え方を提案しました。
情報発信をデジタルツールへ移行したいという未来に向けて、今発信の情報を蓄積型/参加誘導型など、情報を知った後に起こってほしい変化やアクションにはどういう点がポイントか、を検討したので、この場で共有しました。
一足飛びにデジタル化せずとも、移行にむけてどんな順番で考えるといいかもお示ししました。
次は、自治会内でも情報整理をして、「誰に」「何を」「どのツール/場面で」伝えるかを考えるワークショップを実施予定です。
写真のポーズは「今日の内容で理解OKですか?」「OK!」の〇印です。

2020/10/12

提案に対するフィードバックと承認を実施しました。

2020/10/25

中間提案では団体のこれまでの情報発信を整理したので、その上で「どの情報を誰に、何のツールで伝えるか?」を考えるための情報整理のワークショップを実施しました。
連合自治会行事への参加者や、活動の活発さが伝わることで、自治会加入を増やしていきたい。そのためにもゆくゆくは回覧板や掲示板以外のツールを使う上で、誰に何を伝えるのがいいのか、整理しました。

2020/12/04

最終提案を行いました。
ワークショップで付箋で書きだした内容をカテゴリーごとに整理、ポータルに掲載するならどういう優先順位か、LINEで発信するものといかに連動させるかなど、情報を受け取る人に伝わりやすいように整えました。
今回のプロジェクトを経て、今後、情報発信を電子化することで、関わる人が多くなることを期待している、という思いを込めて、近い将来に住民向けに告知する際のチラシの素案も提案しました。
団体の皆さんも改めて情報がたくさんあることを受け止め、まずは既存の「御池台ニュース」の発信のタイミングと行事案内からスタートするつもりで準備しますと、半歩先の計画が具体化しました。これからが楽しみです。

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