一般社団法人ピッコレマニは、東大阪市中石切町で空き家を活用した居場所づくりを行っています。「ピッコレマニ」とは、イタリア語で「小さな手」という意味。こどもも大人も、シニアの方も、障がいのある方も誰もがふらっと気軽に来て、何気ない会話から悩みを拾える空間づくりに取り組んでいます。早期に課題を拾うことで福祉の専門機関につなげていく隙間ない支援を目的に活動しています。
居場所を中心に訪問介護サービスの提供や、高齢者施設などへのレクリエーション派遣、こども新聞の発行など、さまざまな取組をしています。活動の中心となっているのは地域のお母さんたち。子育ての合間にそれぞれの得意を活かすだけでなく、高齢者施設への訪問前には認知症サポーター養成講座を受講して必要な知識も得て取り組むなど、社会課題を知り学ぶ機会にもつなげています。また。「やってみたい」と思った人が空き家のスペースを活用して子ども食堂やマルシェなども開催しています。今後、このような居場所を広げていくために、コミュニティづくりができる人材育成と、活動のモデルとして確立するために持続可能な運営を目指しています。そのために事業者や行政との協働や資金調達のための営業活動を行なっているのですが、多岐に渡る活動のため理解を得られにくいことを課題に感じています。
今回のプロジェクトでは、活動の社会的意義や価値を明らかにして、地域の事業者等からの協力、協賛を得るための営業資料作成を行います。
チャレンジの進捗