• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

東大阪市

山麓和の会

自宅を開放した地域サロン、活動を気持ちよく続けられるための決まりごとを一緒に考えよう。

完了

チャレンジ内容

東大阪市で代表が介護をしていた舅の家を、自宅開放型サロン「きらく庵」として地域の方々に向けて場を開いてきました。平成29年4月から東大阪市の総合事業(つどいサービス)を受けて、月4回木曜午後に介護予防として呼吸法、体操、脳トレの他演奏に合わせて歌う、俳句を作る人&鑑賞する人など。出会いとお話をする機会となっています。
大阪ええまちプロジェクトでは、家を地域の中でさらに役立てていくために、場所を活用したい人に対して、使い方、利用料、使用に当たっての注意事項などの決まりごとを検討、提案します。

100%

チャレンジの進捗

2018/10/14更新

2018/06/16

キックオフミーティングを実施しました!
サロンを開催している毎週木曜以外の日に、きらく庵を地域に開いて、お互い安心して住民の方々に活用してもらうための利用規約を作っていく本プロジェクト。
代表の柳瀬さんを含め団体の理事5名、正会員3名、東大阪市の行政担当者、生活支援コーディネーター、包括支援センター職員の方を加えて10名。プロボノチームも含めると総勢16名でのミーティングになりました。
約2時間のミーティングでは、今後、きらく庵をどのような場所にしていきたいか、参加者の皆さまの思いを聞いていくと、「これは初めて言うんだけど…」と普段一緒に取り組んでらっしゃる方同士でも、これまでお互いに知らなかった、きらく庵という場への思いを共有できるシーンもありました。
これからチームはきらく庵の今後の活用ニーズを調査するため関係者へのヒアリングを進めていきます。

2018/08/26

中間提案を実施しました! 代表の柳瀬さんを始め、団体理事の方、そして地域包括支援センターの職員の方も含め8名が参加しました。
プロボノチームからは、ヒアリング結果をもとに得られた示唆や、家賃や近隣の施設の利用料なども参考に適切な料金設定を含めた、具体的な利用規約をプロボノチームから提示しました。
これまで柳瀬さんのお知り合い方の作品展を実施して、100人以上が「きらく庵」を訪れることもあったそうですが、その中の数名から、「こういった場所があることをはじめて知った。場所を使いたい」というご相談をいただいても利用規約がないために、具体的な話ができなかったというエピソードもお話いただきました。
利用規約を作る、という本プロジェクトの目標はほぼ達成されましたが、もう一歩踏み込んで、9月30日の最終提案に向けて、場所を使ってもらうための提案をまとめていきます。

2018/10/14

地域の祭りが開催されている中、集まってくださった代表の柳瀬さんを含むサロン関係者5名、地域包括支援センターから2名の参加者を迎えての最終提案ミーティングでした。

できあがった利用規約に掲載された目的は、山麓和の会の活動へ賛同してくださる方に使ってもらいたい、という団体の思いがつまったもの。また、利用規約の使いどころや、広報に関する助言、東大阪市の市民活動を紹介する「スクラムハート」の情報更新など具体的な提案も実施しました。

プロジェクトを終えてプロボノワーカーの皆さんからは「関わったおひとりおひとりのお顔を思い浮かべながら規約を作っていったのは良い経験でした」「ふだんやりとりすることがない方々と一緒にプロジェクトだできて刺激的でした」「これを活用していただくことでもっと地域に必要な場所になってほしい」と、感想とともに団体へのエールも送られました。

代表の柳瀬さんからは、今後多くの方に使ってもらうために、地域の中でもしっかりとご縁を作っていきたい。と感想をいただきました。 6月16日のプロジェクトキックオフから、約4ヶ月。無事プロジェクトが完了しました。

山麓和の会の皆さん、プロボノワーカーの皆さん、本当におつかれさまでした!!

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