• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

東大阪市

山麓和の会

地域の集いの場を、広く知ってもらうために、情報発信の内容と手法を整理しよう

完了

チャレンジ内容

東大阪市で、自宅開放型サロン「きらく庵」として地域の方々に向けて場を開いてきました。
平成29年4月からは東大阪市の総合事業(つどいサービス)を受け、毎週木曜午後に介護予防として体操や脳トレの他 折り紙、ゲーム、演奏・歌などで集っています。その他、コロナ禍で前回開催から期間が開きましたが「地域の人の作品展」と称した作品展や、地域の方からお話を聞く会など、身近な地域の人が集える催しを続けてきました。続ける中では苦労もあり、2023年7月からは土曜にも数日開催日を増やしたところが猛暑の影響で参加人数は激減。デイサービスなどと異なり送迎もないため、坂地の立地では、参加者数は天候に大きく左右される点があります。
それでも活動の当初と今を比べると、大きな違い、良かった事として「集う参加者が場に協力をしてくだり、参加者みんなで場を担っている感がある。」と代表の柳瀬さんは感じています。例えば、様々な事情で意欲を失っておられた方が、つどいの場で皆の湯呑の後片付けをして下さっているという事を担当ケアマネジャーに伝えた時には大変驚かれました。また、認知症だとされている方が皆に紙芝居を披露してくださる模様をご家族に動画でお伝えすると、落ち着いてしっかりした様子にびっくり。「高齢になると体のどこかに支障が生じるのは誰にでも訪れることで、お互いに思いやりを持って過ごせる場が地域の中に必要なのではないか」と受け止めています。
直近では、企業からの高齢者福祉助成金も活用し、今秋は久しぶりに「地域の人の作品展」を開催予定で、より多くの方に来て頂けるようにと考えているところです。
前回のプロジェクトではサロンの利用規約を作成し、今回のプロジェクトではその先の展開として、高齢者のつどい場だけでなく、場を生かして多世代の人が交流出来るように、「きらく庵」の活用に向けての情報発信の内容と手法(インターネットを利用した発信を希望)を整理し、継続的に行う方法について考えます。情報発信がうまくいくことで、広くつながりの生まれる場を目指します。

100%

チャレンジの進捗

2024/01/08更新

2023/09/23

オリエンテーションとして、秋始動の「大阪ええまちプロジェクト」のうち4チームで、キックオフ事前ミーティングを行いました。
後半の1時間半のチームミーティングでは、「自分はちょっとせっかち」というリーダーが作成した資料をもとに、プロジェクトの進め方や成果物に関するポイントを、基本情報シートの内容と確認しながら進めました。
調べ事の方が進めやすいかもというメンバー、前回も団体支援に関わりヒアリングの調整などは得意かもというメンバー、それぞれの得意と助けてほしいポイントを少しずつ確認し、10月7日の団体さんとのキックオフミーティングに向けて準備を進めます。

2023/10/07

キックオフミーティングを実施しました。この3年ほど団体さんへ訪問してのキックオフができていなかったので、経験者メンバー3人ですが、新鮮な気持ちで臨みました。
拠点の手前には、活動紹介する掲示板が設置されており、最近の活動などを知ることができました。
ミーティングでは、居場所の活動を始めた背景や、直近で予定されている作品展をめぐって新たな接点を持てた方などの情報も得ることができました。
前回プロジェクトで作った利用規約を活用しながら、団体の趣旨を理解し、介護する方・自身が介護が必要になる方など、気軽に歩いてきたくなるような楽しみが生まれる場になるよう、広報の方法を考えていきます。

2023/10/14

チームミーティングを実施しました。
キックオフミーティングでのお話を整理し、ヒアリングに向けて聞きたい内容の洗い出し、参考になりそうなInstagramの情報収集などに向けて、
情報をJamboardに集約して共有することにしました。

2023/11/03

団体の拠点「きらく庵」で開催された、「地域の人の作品展」へメンバー2名でお尋ねしました。代表が開催の広報とともに地域の人に声をかけて集めたさまざまな手作り作品(絵画、編み物、工作など)がたくさん並びました。子どもたちの作品もあり、子どもたちが仲間と一緒に訪ねてくれる場面もあったようです。
今後の広報に使えるように、メンバーで手分けして写真や動画を撮影しました。

2023/11/03

作品展に来られていた、花園地区で認知介護予防やコミュニティーカフェを運営されている団体の代表者さんとお話しすることができました。作品展が地域の集いの場同士の交流の機会にもなっているようでした。

2023/11/13

11/11に、中間提案に向けた担当ごとの資料まとめを一通り完成させ、翌週のチームミーティングで最終確認に進められるよう準備を進めています。

2023/11/18

中間提案を行いました。SNSでの情報発信に取り組む前に、現在とこれからの両方の視点で、団体の活動に関心を持ってもらいたい・関わる人との接点がどこなのか?何で知るのか?といった接点の持ち方についてもお話ししました。SNSは知った人から「広げて」もらうためにも、キーマン探しも重要です。
説明後半はいよいよインスタグラムの設定(自己紹介)に格闘しました。予め中間提案の資料内にも、団体の自己紹介例の文案を作ってきたので、スムーズに進行出来ました。

2024/01/08

最終提案を実施しました。
事前に相談・質問いただいていた内容への回答や実践方法に加え、今後の運用に向けて、主には同じ市内でつながりがつくれるように、地域活動や習い事などでインスタグラムのアカウントを持っているところを挙げてまとめました。
また、継続的に投稿できるよう、団体の活動内容や頻度に合わせた投稿内容のひな型を整え、基本となる投稿が考えすぎずにできるようにしました。
提案と言いながら、操作の確認もしながら、進めていきました。
今日のミーティングに参加くださった方からは、Instagramを使いながらも、同じ地域での活動としては「やっぱり会いに行って知ってもらうことも、大事ですね」という話題にもなり、リストができたことで会いに行ってみたいところが見えるようになりました。
今後も、プロボノチームのメンバーもInstagramの投稿から、引き続き団体の活躍を見守れそうです。

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