2020/10/07
これから団体と一緒にスマホ講習会用のテキスト作成を進めていくママボノチームメンバー。
まずはチーム内での初顔合わせミーティングをオンライン(Zoom)で実施しました。
大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!
住まいみまもりたい
スマホアプリを使いこなしてできる生活支援を目指し、生活サポーター向け講習テキスト作成
完了
「住まいみまもりたい」では、大東市と協働で住民同士の互助の仕組みを推進するため「生活サポートセンター」を運営しています。また、高齢者のちょっとした生活の困りごとに対するサポート情報を提供するウェブサイト「知っときゃ安心!大東チャンネル」を運営し、住み慣れた町で自分らしく暮らし続けられる社会の実現をめざして活動に取り組んでいます。
「生活サポートセンター」では、毎月生活サポーター養成講座を開催し、登録者は600名以上。毎月150名程度の利用者に対して、70名程度のサポーターが生活支援の活動をしています。コロナ禍の状況下で今後も高齢者が安心して生活していくためにサポーター・利用者ともにスマホの有用性を実感しながらも、サポーターの皆さんは家族との簡単な連絡以上にスマホを活用する方は多くなく「もっと使えたらいいのに」という声も上がっています。
将来的には、スマホを活用した買い物支援や見守り、高齢者の孤立を防ぐ取組の実現を目標に描きながら、まずは、サポーターの皆さんがスマホの便利さや楽しさを知ってもらい、活用できるようになるためのスマホ講習会の運営を企画しています。
大阪ええまちプロジェクトでは、サポーター向けのスマホ講習会で活用できるテキスト作成にチャレンジします。
チャレンジの進捗
2020/12/10更新
2020/10/07
これから団体と一緒にスマホ講習会用のテキスト作成を進めていくママボノチームメンバー。
まずはチーム内での初顔合わせミーティングをオンライン(Zoom)で実施しました。
2020/10/19
オンライン(Zoom)で団体とママボノチームで初顔合わせとなるキックオフミーティングを実施しました!
全員の自己紹介から始まり、ママボノチームで準備してきたプレゼンテーション資料をもとに、団体の取組についての確認から、今回のプロジェクトでのゴールに向けて団体の話を聞く場になりました。
具体的にどんな人を対象としたテキストなのか、テキストを使う講座の時間配分や掲載したい内容の優先順位など、じっくりと確認。全体のスケジュールと、次のステップとなるヒアリングについても調整を進めていきました。
2020/10/28
生活サポートセンターの職員さん7名にヒアリングをしました。
オンラインを通じて、スマホの利用状況などを確認しました。
2020/11/02
生活サポートセンターを訪問し、茶話会に参加されていたサポーター4名にもヒアリングをしました。
2020/11/12
中間提案ミーティングを実施しました!
これまでにヒアリング等の調査で得られた情報をもとにしたテキストのコンセプト提案後、作成中のテキストを共有しながら、意見交換を行いました。
テキストは、iPhoneをベースに、スマホ自体の基本操作として画面の明るさ変更や音量調整から始まり、アプリのインストールやLINE、地図、カメラといったアプリの活用について説明をしています。団体の皆さんからは「カタカナをできるだけ使わない表現で作られていて、パッと見てわかりやすい!」というコメントもいただきました。
ママボノチームでは今回、意見交換をした内容をもとに、テキストの最終化を進めていきます。
2020/12/07
最終提案を実施しました!
iPhoneとAndroidそれぞれに、初期設定、アプリのダウンロードの方法、地図やカメラ、LINEといったアプリの使い方など、1アクションずつ丁寧に、そして、そもそもスマホとは?アプリとは?という基本的な考え方を理解してもらえるよう例えも入れながら、作成したテキスト。
このテキストがはじめてスマホを使う方にとって、楽しいスマホ生活を始めるきっかけになればと願い、完成まであと一歩です!
2020/12/10
成果報告会を実施しました。
はじめましてからの約2ヶ月間、オンラインを中心にそれぞれの得意やできることを存分に活かした素晴らしいチームワークでプロジェクト進行しました。
完成したテキストは、iPhone版、Android版、全てのページをつなぎ合わせると450ページ以上!
大変な分量ですが、試しに活用してみるとスムーズに説明できた、と代表からもコメントいただきました。
完成したテキストは「住まいみまもりたい」だけでなく、必要としている多くの方々に届けたいという団体、チームの思いの元、「ええまちづくりの道具箱」コーナーに掲載し、ダウンロードして活用いただけるようにする予定です。