• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

プロボノプロジェクト

大阪の高齢者の介護予防・生活支援に取り組む団体が、運営基盤強化や広報などの課題解決に挑みます。
社会人経験を通して培ったスキルで解決するボランティア「プロボノ」とともにチャレンジ!

寝屋川市

寝屋川あいの会

オンラインツール「Zoom」を活用して、有償ボランティア立ち上げ相談窓口を開設

完了

チャレンジ内容

「寝屋川あいの会」は高齢者による有償ボランティアでの訪問助け合い活動を実施。2001年から、人のつながりを広げ、ともに支えあう心温まる地域社会にしたいという想いで、地域に密着して活動に取り組んでいます。
2009年からは、介護保険サービスでは対応できない高齢者のニーズに応えるため、社会福祉協議会、地域包括支援センター、NPO法人、任意団体、医師会、介護事業者など、地域で様々な高齢者支援を行っている活動主体と連携し、「寝屋川高齢者サポートセンター」を立ち上げました。部屋の掃除や食事作り、見守りといった支援活動から、音楽療法や囲碁将棋などの趣味にも対応します。支援を行う活動会員は約130名。年間約26,000時間を超える活動を行い、助け合いを通じた地域住民同士の交流が生まれています。
これまでの実績やノウハウ、活動への思いは2019年度の(大阪ええまちプロジェクトによる)ママボノの支援で「広げよう!地域での有償ボランティアの輪」と題した冊子にまとめ、高齢者の生活サポートに取り組まれる様々な地域団体・NPO 団体の皆様、これから取り組もうとされている皆様への情報提供を行い、相談にも対応しています。
大阪ええまちプロジェクトでは、対面での交流が困難な状況の中でも今後さらに各地での取組が進んでいくよう、「寝屋川あいの会』」の代表が自ら操作し、スタッフと一緒になって他地域から相談に直接答えるためのオンライン相談・交流コーナーの設置にチャレンジします。

100%

チャレンジの進捗

2020/11/14更新

2020/08/26

キックオフ事前ミーティングを実施しました。

2020/09/12

台風接近の影響があり、1週間遅れでキックオフミーティングをオンライン(Zoom)で実施。団体の皆さんは事務所に集合、プロボノチームは各自の自宅から参加しました。
ミーティングでは、コロナ禍における団体の活動状況や、オンラインでの相談窓口を立ち上げる意義を確認。有償ボランティアによる助け合い活動は前年に比べると減ってはいるものの、高齢者施設が訪問できなくなり、施設での話し相手、見守りが減っていることが主な理由。一方で在宅の方の支援ニーズは高まっていると感じているとのことです。
また、地域の施設訪問ボランティアは活動の場所がなくなっていることが考えられるため、在宅支援を呼びかけていくこともできるのではないか、という意見もあり、相談窓口を立ち上げることで、先進的に取り組んできた事例共有や助言ができるようになることで、今後いろんな地域での有償ボランティア活動の広がりの可能性も感じることができたキックオフになりました。

2020/09/24

プロボノチームメンバーの1人が現地を訪問し、今後のプロジェクトの進め方とオンライン操作について確認しました。

2020/10/17

団体側でプロボノチームのフォローなしでZoomを接続しミーティング参加ができることを確認しました。
相談窓口での対応で活用する「広げよう!地域での有償ボランティアの輪」の内容についても最新情報での更新を進めています。

2020/11/14

最終提案オンライン(Zoom)ミーティングを団体側の主催で実施しました。
冊子の更新内容についての確認と、今後、各地の地域団体や生活支援コーディネーター等、情報を必要としている対象に向けての相談窓口連絡等の段取りなどについて意見交換を実施。年明けを目処に各所への発信を進めることになりました。

また、Zoomでのミーティング運営用のマニュアルを確認しながら、実際に相談窓口への連絡が入ったところから対応するリハーサルも実施。オンライン相談窓口の立ち上げの準備が整ってきました。
プロジェクトでは、ミーティングで確認した部分について冊子やマニュアルの更新を行いプロジェクト完了の予定です。

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