【終了しました】2018年2月28日(水)大阪ええまちプロジェクト大交流会を開催
2018年1月10日
※本イベントは盛況のうちに終了いたしました。
後日、当日の様子のレポートの公開を予定しております。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
いくつになっても誰もが住み慣れたその土地に心地よく暮らしつづけられる“ええまちづくり”に向けて、大阪府内で「移動支援」「居場所づくり」「認知症対応」「介護予防」「高齢者の社会参加」などに積極的に取り組む地域団体が集い、活動の始め方、進め方を共有していきます。
大阪府内で活躍するさまざまな地域活動団体、各地の生活支援コーディネーター、行政担当者、アクティブシニア、企業人など多様な皆さまが一堂に集う大交流会。
大阪のええまちづくりにご関心のある方、全ての皆さまのご参加をお待ちしています。
大交流会のスケジュール
【第1部】 大阪ええまちプロジェクト総括 15:30-17:00
高齢者の介護予防・生活支援に取り組む地域団体を応援する大阪ええまちプロジェクトの2017年度の取組みについて振返ります。
ビジネスパーソンや子育て中のママ、アクティブシニア等多様な主体が、地域福祉の現場をプロボノで支援したり、地域包括ケアシステムの新たな担い手として活躍する事例紹介や、多様な現場を知る先輩団体から、来るべき高齢社会に向けたメッセージを発信します。
(1) 大阪ええまちプロジェクトの取り組み紹介(20分)
(2) パネルディスカッション(40分)
ゲスト:
翁川由希氏(さわやか福祉財団)
勝部麗子氏(豊中市社会福祉協議会)
三和清明氏(NPO法人寝屋川あいの会)
(3) 落語家(お笑い福祉士)笑福亭学光氏の落語 (30分)
【第2部】 分科会 17:15-18:45
同一のテーマでつながる地域団体の皆さまそれぞれの活動を伺いながら、先進事例を広く共有し、団体の皆さま同士の横の連携強化も目的に分科会を開催いたします。1つの分科会で複数の地域団体が登壇予定です。
分科会1 地域で支える、高齢者の移動支援
NPO法人、自治会、行政など、異なる主体による移動支援の立上げ、運営の現状と課題を話します。
登壇予定団体
平成27年から地域包括ケアに関する勉強会(37回約700名の住民参加)の議論を通じ「集いの場」「移動手段」「買い物支援」「町会・自治会の活性化」の具体的な事例創出を目的に設立された協議体。意欲ある住民が参加できる出入り自由な場、の運営方針のもと、集いの場など多様な取組みを進める。
昭和40年代後半から分譲された250世帯ほどの住宅地、不動が丘。高齢者の割合が40%超となり、高台の住宅地から市街地への移動に困難を感じる高齢者へ、自治会が中心となって、平成26年から移動支援、日常生活の困りごと支援、憩いの場支援、IT支援を柱に住民同士の生活支援活動を進める。
病院への送り迎え、美容院や買い物などへの足として、移動が困難な人の生活を支える移動サービスを専門とするNPO法人。15台の車両を保有し、スタッフ19名で、利用登録していただいた500~600人の高齢者のニーズに対応し、1日50~100件の移動サービスを提供。
分科会2 居場所づくりの挑戦、その手応えと課題
地域交流拠点となるコミュニティカフェの立上げノウハウや安定的な運営への課題や現状を話します。
登壇予定団体
もと吹田市立の幼稚園だった場所を活用した地区集会所の一室を使って、平成17年から、地域の人が交流できるカフェを運営。3年前からは介護予防体操の会の定期開催ほか、高齢者、障がい者、子育て世代、子どもたちの三世代交流の場として地域に根付いた活動を多くのボランティアと共に進める。
千里ニュータウン・佐竹台の元書店を活用したコミュニティカフェ「さたけん家」を拠点に、ランチや喫茶の運営のほか、高齢者には写経やはがき絵の講座、子どもへの学習支援など、地域の高齢者から子どもまで様々な人の居場所づくりに取り組んでいる。
障がい者など誰もが自立し、自己決定できる生活、多様な人どうしが共生する社会づくりを理念として、平成22年から障がい者や高齢者の移動支援を中心に活動。平成28年度から「ふれあいサロンたんぽぽ」を開設し、地域の多様な人たちが共生できる場づくりを始めている。
吹田市の五月が丘北地区は昭和40年後半に造成された150戸ほどの家が並ぶ住宅地。そのうち115世帯が自治会に参加している。平成29年4月から公園や個人の庭を使ってお茶を飲みながら話ができる気楽な場「庭先カフェ」を始め、顔の見えるまちづくりを進めている。
分科会3 要介護・認知症の人を受容できる地域づくり
要介護になっても、認知症になってもお互いに見守りあえる地域づくりの知恵・工夫を話し合います。
登壇予定団体
池田市の高台にある伏尾台は近年高齢化が進み、65歳の高齢者の割合は41%超。平成8年から地域の高齢者の安否確認、閉じこもり予防を目的としたサロン活動を開始し、地域に密着した健康維持のプログラム、介護予防運動、食事サービスなど、ニーズに丁寧に応える活動を行っている。
認知症や寝たきりの人、障がい者を介護する「家族の会」が行き場のなかった人々の集う場を確保するために立ち上げた認知症専門のデイサービスを運営するかたわらで、認知症に関する啓発活動や社会貢献活動を積極的に行う。
堺市内でIT初心者の70代、80代を主な対象に、パソコン教室を運営。またタブレットを活用し、往時の写真や流行歌を検索し、それらを話題の糸口にしながら認知症予防につなげる「脳トレ」教室にも取り組む。
分科会4 高齢者の社会参加、出番づくり
いくつになっても学び続ける意欲的な高齢者が活躍できる活動の工夫や活性化のヒントを話します。
登壇予定団体
平成20年に茨木市が立ち上げた高齢者向けの生涯学習事業が発展、平成23年から講座の修了生らを中心にNPO法人化。これまでの修了生の総数は860人を超える。修了生がボランティアとして地域活動に参加したり、コミュニティビジネスを立ち上げるなど数々の実績を持つ。
パソコン教室の運営から活動を開始、市内10カ所で定期的な教室運営と、街かどデイハウス、「市民公益活動支援センター」の運営も担う。平成28年に「スマホで作る小地域ネットワーク」事業を開始。高齢者が講師となり、受講生の高齢者にスマホを教えるなど、高齢者が社会参加を促す活動に取組む。
平成24年から、堺市南部にある1,000坪の農地を活用し、本格的な農業技術が学べる農業塾を始める。受講者の多くは退職したシニア世代の方たち。農業技術を身につけたシニア世代がやりがいと金銭的収入が得られる就労の場作りを目指している。
分科会5 在宅での暮らしをどう支えるか
住み慣れた在宅での暮らしを多面的に支える団体同士が、現在の挑戦と課題について共有します。
登壇予定団体
堺市の南部丘陵地隊、入居者の高齢化が進み、独居や虚弱高齢者、障がい者といった在宅要援助者へのサポートが必要となる泉北ニュータウンで、空き住戸や空き店舗を活用した地域住民の憩いと生きがいづくりに繋がるサポート付き共同住宅やコミュニティカフェなど地域の共用施設設置に取組む。
大阪市旭区及び生野区を拠点に、高齢者、子ども、障がい者など地域を丸ごと支える取り組みとして、コミュニティカフェ、配食サービス、デイサービスなど、介護保険制度の活用や自主事業を織り交ぜ、地域の利用者のために15種類ほどのサービス提供を行っている。
※分科会の内容は予告なく変更になる可能性があります。
【第3部】 懇親会 19:00-20:30
参加者同士の交流の場です。どなたでも参加可能です。(参加費:1,000円)
開催概要
日 時:2018年 2月 28日(水) 15:30〜20:30
場 所:マイドームおおさか 大阪市中央区本町橋2番5号 アクセスはこちら
定 員:250名
※先着順、定員に達し次第締め切らせていただきます
※分科会の定員は会場により異なります。
対 象:
- 地域福祉の活動に取り組むNPO・地域団体の方
- 地域貢献活動に関心を持つ企業・団体・個人の方
- 社会福祉協議会・行政関係者
参加費 : 無料(1部、2部のみ、懇親会は会費制)
お申込み方法
専用の申込フォームからお願いします。
お問い合わせ
「大阪ええまちプロジェクト」事務局
特定非営利活動法人 サービスグラント
電話: 06-6210-4832
E-mail:osaka@servicegrant.jp
主 催 : 大阪府福祉部高齢介護室 介護支援課
運営・事務局 : 特定非営利活動法人 サービスグラント