• いくつになっても住みやすい「ええまち」づくりを応援するプロジェクト

イベント・お知らせ

【終了しました】大阪ええまちプロジェクト「大交流会」を2019年2月26日に開催

2019年2月15日

※本イベントは盛況のうちに終了いたしました。

後日、当日の様子のレポートの公開を予定しております。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

いくつになっても誰もが住み慣れたその土地に心地よく暮らしつづけられる“ええまちづくり”に向けて、大阪府内で「生活支援」「居場所づくり」「地域の民間事業者との連携」「多世代交流」などに積極的に取り組む地域団体が集い、活動の始め方、進め方を共有していきます。

大阪府内で活躍するさまざまな地域活動団体、各地の生活支援コーディネーター、行政担当者、アクティブシニア、企業人など多様な皆さまが一堂に集う大交流会。

大阪のええまちづくりにご関心のある方、全ての皆さまのご参加をお待ちしています。

チラシデータはこちらからダウンロードいただけます。

大交流会のスケジュール

【第1部】 大阪ええまちプロジェクト総括 15:00-16:55

―住民主体の互助を生み出す取組み紹介―

高齢者の介護予防・生活支援に取り組む地域団体を応援する大阪ええまちプロジェクトの2018年度の取組みについて振返ります。

ビジネスパーソンや子育て中のママ、アクティブシニア等多様な主体が、地域福祉の現場をプロボノで支援したり、地域包括ケアシステムの新たな担い手として活躍する事例紹介や、多様な現場を知る先輩団体から、来るべき高齢社会に向けたメッセージを発信します。

 

(1) 大阪ええまちプロジェクトの取り組み紹介(10分)

 

(2)基調講演(40分)

福祉ジャーナリスト 村田幸子氏 (元NHK解説委員)

昭和38年3月立教大学文学部英米文学科卒業後、NHKにアナウンサーとして入局。1990年、NHK解説委員となり、主に福祉・厚生問題を中心に取材。2003年NHK退局。以後、福祉ジャーナリストとして講演・取材活動を続けている。10年前から、仲間同士で老後を支え合うため同じマンションで暮らす「友だち近居」も実践中。

 

(3) パネルディスカッション(60分)

ゲスト:

村田幸子氏

 

吉村悦子氏(大東市生活支援コーディネーター)

平成16年11月にNPO法人「住まいみまもりたい」を設立。大東市の第一層生活支援コーディネーターとして、民間事業者を含む生活支援に対するサービス提供者を集め、協議体を作り、地域包括ケアの推進に取り組む。

 

佐藤貞良氏(磯長台の福祉を考えるつどい代表)

磯長台地区の自治会を単位に、住民自治の発展を目指して平成16年から活動。お互いの顔と名前がわかりあえ、信頼関係を深く確かなものにしていく先に住民自治が成り立つと考え、自治会エリアにこだわって、サロン活動や健康体操、会員同士での移送サービスや買い物ツアー、安否確認などに取り組む。

 

藤井厚宏氏(豊明市健康福祉部健康長寿課)

7万人弱の人口を抱えるベッドタウン愛知県豊明市。高齢化率は25.2%。公的保険外サービスの創出・促進に関する協定」を民間事業者と結び、介護が必要な高齢者の増加を抑え、高齢者が自立して暮らせるまちづくりを進めている。

 

【第2部】 分科会 17:10-18:40

同一のテーマでつながる地域団体の皆さまそれぞれの活動を伺いながら、先進事例を広く共有し、団体の皆さま同士の横の連携強化も目的に分科会を開催いたします。1つの分科会で複数の地域団体が登壇予定です。

 

分科会1 地域で支える、高齢者の生活支援

NPO法人、自治会、行政など、異なる主体による生活支援の立上げ、運営の現状や課題を話します。

登壇予定団体

高槻市「いきいき会」 資料

平成2年から生活の基本である「食」通じて地域を支える配食サービスを展開。活動に参加している女性たちの知恵と工夫により、手作りで自然の味を生かした身体に優しいそして「食」による介護予防を考えた食事を提供。配達時に利用者の安否確認や見守りを実施している。

 

阪南市 「子ども福祉委員」 資料

小中学生が担い手となり、民生委員からの地域情報に加えて、子ども目線での「こうしたらいいのに」を発見したり、現場に足を運んで課題解決に取り組む。独居の高齢者のお宅で額縁の入れ替え、高いところのカーテン交換、伐採した植木をゴミ捨て場に運ぶなどの生活支援を実施。大阪府内外の各地からも注目されている取り組み。

 

河内長野市「咲っく南花台生活応援プロジェクト」 資料

お年寄りや、子育て中のご家族の「ちょっと困った!」「助けてほしい!」という生活の中のお困り事を、地域のみんなでサポート。平成29年に「高齢者の生活支援の受け皿作り」と「地域コミュニティ」の再生を目的とした買い物応援サービスからスタートし、有志メンバーを中心に生活支援に範囲を広げて継続的なサービスを提供している。

分科会での発表内容をファシリテーショングラフィックでご紹介しています

分科会_01

 

分科会2 居場所づくりの挑戦、その手応えと課題

地域交流拠点となるコミュニティカフェの立ち上げノウハウや安定的な運営への課題や現状を話します。

登壇予定団体

大阪市「ここから100」 資料

平成30年から自宅を改装したコミュニティスペースを拠点に、人生100年時代のこれからをいきいき過ごせる居場所づくりに取り組む。多様な講師・アドバイザーによる教室や、高齢者向けの体操、市が各地で開催する市民向け講演などを実施している。

 

東大阪市「山麓和の会」 資料

約10年前から自宅開放型サロン「きらく庵」を開いてきた。平成29年に東大阪市の総合事業(つどいサービス)を受けて、月4回木曜午後に介護予防として呼吸法、体操、脳トレ、ハーモニカや大正琴等に合わせて歌う、俳句を作る&鑑賞、食事会などを実施。

 

太子町「磯長台の福祉を考えるつどい」 資料

345世帯の磯長台地区の自治会を単位に、住民自治の発展を目指して、平成16年から活動。会員になっている世帯は自治会エリア全世帯の26%。お互いの顔と名前がわかりあえ、信頼関係を深く確かなものにしていく先に住民自治が成り立つと考え、地域の最少の単位である自治会エリアにこだわって活動している。

 

吹田市「吹田市民NPO」 資料

子ども放課後デイサービス「柿の木坂の家」を運営。デイサービスをやっていない日曜日等に「柿の木坂の家」を利用し、地域住民が集える場としてカフェを開催。20~30人のボランティアが関わっており、200円いただいてお茶とケーキを出す通常のカフェ営業に加え、能の講座、茶道、歌声喫茶など2週間に1回程度イベントを開催している。

分科会での発表内容をファシリテーショングラフィックでご紹介しています

分科会2

分科会3 地域の民間事業者との連携

保険給付の対象にならないニーズに対応する民間サービス等との連携方法や工夫を話します。

登壇予定団体

大東市「住まいみまもりたい」 資料

行政サービス・介護保険サービスにはない市民の困りごとに取り組むことを目的に平成16年に設立。平成28年から大東市と協働で「生活サポートセンター」を開設し、約170名の生活サポーターが毎月150名程度の利用者のニーズに応えている。民間事業者を含む生活支援に対するサービス提供者を集め、協議体を作り、地域包括ケアの推進にも取り組む。

 

堺市「ふらっと三宝」 資料

校区福祉委員、特養ハートピア堺、特養松屋茶論、清恵会三宝病院が連携し、昔ながらの集合住宅の空き家を利用して、昭和の懐かしいものを展示したミュージアムも併設した集い場「ふらっと三宝」を運営。健康講座、体操教室など誰でも参加できる高齢者向けのプログラムを地域内の社会医療法人や企業と連携して、企画、開催している。

 

豊明市 資料

市役所1階の健康福祉部健康長寿課の窓口には、天然温泉施設、買い物配達サービス、スポーツクラブ、歌謡教室など、様々な企業や団体のチラシを置いている。民間事業者との連携を軸に、介護が必要な高齢者の増加を抑え、高齢者が自立して暮らせるまちづくりを進めている。

分科会での発表内容をファシリテーショングラフィックでご紹介しています

分科会3

 

分科会4 高齢者の社会参加と多様な交流

いくつになっても学び続ける意欲的な高齢者が活躍できる活動の工夫や活性化のヒントを話します。

登壇予定団体

大阪市「シルバーアドバイザー連絡協議会」 資料

大阪府から「シルバーアドバイザー」の認定証の交付を受けた地域活動の担い手を中心に運営する組織。手作りおもちゃ、歌体操などのサークル活動では、幼稚園や小学校などで子どもたちと一緒に遊んだり、高齢者施設に訪問し、無理なく体を動かす体操や昔遊びをともにして頭と手先を使うことが介護予防にもつながっている。

 

富田林市「健やかスマイル」 資料

富田林市が主催する「介護予防サポーター養成講座」、その第1期の卒業生が中心となり平成21年に活動がスタート。現在は市内25箇所で介護予防のための「笑顔はつらつ教室」で運動指導、健口体操、健康ミニ講話などを行い、地域住民の健康意識の向上に取り組む。

 

吹田市「ほっと吹田」 資料

平成18年から、2ヶ月に1回のペースで介護の情報座談会を開催。テーマは介護や介護予防に関わること、例えば高齢者でも座ってできる笑いヨガや、警察の方から高齢者向けの詐欺対策の講座など、毎回企画して、そのテーマにあった講師を呼び、その後、参加者同士の交流の場となっている。

 

大阪市「まちづくりのシニアコミュニティ」 資料

平成25年に堺市で設立、平成27年から大阪市都島区に活動の拠点を移し、老若男女を問わず人が集える場として「希望の居場所」。年1回、自分の夢をプレゼンすることで賛同者を集める「1000人文化祭」。個人が持つ夢や強みを語るプレゼンを撮影してYou Tubeに投稿し、SNS上で拡散させる「チーム夢」の3つの取り組みを実施している。

 

門真市「ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会」 資料

行政や社会福祉協議会、NPO法人など関係機関との協働プロジェクト。平成28年から認知症になっても暮らしやすいまちづくりを目指し「RUN伴+門真(ランともプラス・かどま)」を開催。認知症の方を中心に、高齢者の方がスタッフになるCafé伴、コンサートなどを開催するUTA伴、門真オリジナルグッズを制作するKira伴といった活動も実施。

分科会での発表内容をファシリテーショングラフィックでご紹介しています

分科会_04

 

分科会5 子どもから高齢者まで丸ごと需要できる地域づくり

子ども、障がい者、高齢者、地域での交流拠点となっている取組みの現状や課題について話し合います。

登壇予定団体

吹田市「おんがく・さ〜くる・コスモス」

吹田市を拠点に音楽療法を推進。障がい者、高齢者、赤ちゃんなど誰でも音楽で楽しむ機会を作りたいと考え活動に取り組む。高齢者向けには、毎月開催の「中高年のピアノサークル」「歌とリズムのいきいき健康教室」、年1回開催の「懐かしい歌歌おう会コンサート」などに年間のべ3000人以上が参加。子ども向けには平成28年に児童発達支援/放課後等デイサービス「音楽療法センターコスモス・キッズ」を立ち上げている。

 

豊中市「音楽サロンくつろぎ」 資料

平成22年から地域での住民同士の交流、仲間づくりを目的に音楽を取り入れ活動に取り組む。平成25年に蛍池駅近くの拠点に移り、音楽に加えて参加者同士でくつろいで交流することができる場づくりを開始。参加者が自主企画して、健康麻雀、バス旅行などを開催し、参加者の自己実現や、参加者同士の繋がりを作っている。

 

豊中市「びーの×マルシェ」 資料

平成29年、スーパーがなくなってしまった地域に出店。新鮮な野菜、ひきこもりの方たちが製作した雑貨、豊中に所縁のある食品などを販売。店内にイートインスペースを用意し、子育て中のお母さんや高齢者の方々の憩いの場になるとともに、そこからお困りごとやニーズを把握し、販売員が商品を家まで運ぶお手伝いをしたり、移動販売を導入するなど、着実に実現している。

 

阪南市「波太学習研究会」 資料

平成25年、東鳥取小学校の校長先生の発案で子どもへ学習支援をスタート。今では週3回の学習支援。毎月第1水曜日に子ども食堂、不定期で田植えや稲刈りなどの体験会を実施し、ひとり親世帯、低所得世帯の子どもへの居場所を提供。ボランティアで関わる方の多くが60代の高齢者。世代間交流の場になっている。

分科会での発表内容をファシリテーショングラフィックでご紹介しています

分科会5

 

※分科会の内容は予告なく変更になる可能性があります。

 

【第3部】 懇親会 -20:00

参加者同士の交流の場です。どなたでも参加可能です。(参加費:1,000円)

 

開催概要

日 時:2019年 2月 26日(火) 15:00〜20:00

場 所:ドーンセンター 大阪市中央区大手前1丁目3番49号 アクセスはこちら

定 員:250名

※先着順、定員に達し次第締め切らせていただきます

※分科会の定員は会場により異なります。

対 象:

  • 地域福祉の活動に取り組むNPO・地域団体の方
  • 地域貢献活動に関心を持つ企業・団体・個人の方
  • 社会福祉協議会・行政関係者

参加費 : 無料(1部、2部のみ、懇親会は会費制)

お申込み方法

専用の申込フォームからお願いします。

申込フォームはこちら

 

お問い合わせ

「大阪ええまちプロジェクト」事務局

特定非営利活動法人 サービスグラント

電話: 06-6484-5810

E-mail:osaka@servicegrant.or.jp

 

主 催 : 大阪府福祉部高齢介護室 介護支援課

運営・事務局 : 特定非営利活動法人 サービスグラント

 

 

イベント・お知らせへ戻る